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2023.8.25

上田桃子が首位タイへ-激闘、奮闘の31ホール

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2023シーズン第25戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会第2日が8月25日、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,695ヤード/パー72)で行われた。前日に続き、この日もサスペンデッドに。59人が第2Rを26日へ持ち越した。第3日は7時から再開する。

 暫定首位は通算6アンダーの上田桃子、吉田優利。1打差の通算5アンダー、同3位タイで申ジエ(11H消化)、鈴木愛(9H消化)など6人が続く。
(天候:晴れ 気温:30.7℃ 風速:2.6m/s)
《グリーン=スティンプ:11フィート コンパクション:22mm》

 奮闘31ホール。上田桃子が通算6アンダーへ浮上した。この日はサスペンデッドとなった第1R残り13ホール、第2日の18ホールをプレー。さらに異常気象による酷暑が加わり、ホールアウト後は疲労困憊の様子だった。

 「フェアウェイをキープしたら、はい次は・・・。とにかく、先のことが考えられないような感じでした。まったく解釈が違うけど、別の意味で目の前の一打にかけた」という。第2Rまでのインターバルは約1時間。短い間だが早めの昼食をとり、ドライビングレンジ→パッティング練習としっかり準備を整えている。

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 その成果がすぐさま表れた。スタートの10番、11番でそれぞれ4メートルのバーディーパットを決めている。さらに13、14番では54度で抜群のショットを披露。特に14番は残り85ヤードの第2打を、ピンそば30センチへ運んだ。「睡眠、ビタミンをとらないと日々のエネルギー補充ができません。プレー中は当然、水分をとる。それからブドウ糖などを補給した。また、ささいなことですけど、移動の時は日陰を歩く」を怠らなかった。

 技術面でも通常とは違う。「きょうはクラブ選択で、大きめの番手を選択して、フルショットではない。7割、8割の感じで打った」。経験豊富なベテランはあの手、この手でベストプレーを実践したのである。

 「4日間は長丁場。ゆっくり行こうかなぁと考えていた」。第2日もサスペンデッドとなったが、暫定首位タイである。

(青木 政司)

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