最新情報ーかねひで美やらびオープンー明日へひとこと

石川怜奈＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2023シーズン第17戦『かねひで美やらびオープン』（賞金総額2000万円、優勝賞金360万円）が10月5日、沖縄県名護市・かねひで喜瀬カントリークラブ（6577ヤード/パー72）で開幕した。首位に立ったのは、68ストローク、4アンダーをマークした石川怜奈。1打差の3アンダー、2位タイに岩橋里衣、酒井美紀、種子田香夏、高野あかりが続いている。沖縄県勢上位は、1アンダー、10位タイに大城さつき、アマチュアの宮城柚がつけている。
（天候：晴れ時々曇り　気温：29.3℃　風速：5.3m/s）

石川 怜奈（1位：-4）
　「最後の18番は3打目58ヤードを58度で打って、OKバーディーでした。ショットはずっと良い感じで、きょうはパッティングも入ってくれたのでスコアにつながりました。沖縄は好きで、毎年良い成績であがれています。コースが広めなので、ドライバーでバンバン打っていけるのが合っているのかもしれないですね。アグー豚のしゃぶしゃぶ、ソーキそば、沖縄を満喫しているのも力になっています。毎年、秋に調子が良くなるので、気持ち的に秋が勝負と思って自信をもってやれています。あしたも1つでも2つでも、もぐれるように頑張ります」

岩橋里衣＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

岩橋 里衣（2位タイ：-3）
　「昨年の終わりくらいからずっとゴルフの調子が悪くて、日ごとに体調とか気持ちが変わり、モチベーションがイマイチ上がってこなかった。でも今週は沖縄ですし、異国のような雰囲気で気持ちも晴れるし、楽しい気持ちになればいいなと思って来ました。やるべきことに集中してプレーしたら、風も味方してくれてスコアを作れました。あしたも風が難しいと思うので、しっかり読んで、1打1打丁寧にプレーできたらいいなと思います」

高野あかり＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

高野 あかり（2位タイ：-3）
　「初優勝後は毎週ひどい成績で、落ち込んでの繰り返しでした。先週予選落ちしたあと、アライメントやアドレスの向きを修正し、ドローをかける意識を強く持つように練習したら良くなってきた。今週は試し試しになると思っていたのですが、きょうはほとんどパーオンできたし、久しぶりのノーボギーラウンド、すごく嬉しいです。あしたもきょうと同じように、攻めるところと守るところのマネジメントをしっかり意識してやっていきたい」

大城さつき＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

大城 さつき（10位タイ：-1）　※沖縄県出身
　「4パットしてトリプルボギーだった13番以外は完璧でした。13番のあと、気持ちを切り替えて、次の14番でバーディーを獲れたのが大きかったですね。甥っ子と姪っ子が、きょう応援に来てくれて、野球をやっている甥っ子に、いつも最後まで諦めるなと言っているので、自分も最後まで頑張っている姿を見せようと思ってプレーできました。パワーをもらえましたね。3月のダイキンオーキッド以来に沖縄に帰ってこれて、気が楽になったし良かったです。あしたも、いま自分のやるべきことに集中してやっていきます」