ピックアップ ー 森田遥、柏原明日架

富士通レディース 2023　東急セブンハンドレッドクラブ（千葉県）

森田 遥=2週連続優勝を目指す

――２週連続優勝がかかる大事な大会
　「今回は順位の目標より、今の調子でどこまでできるか試したい。とりあえず、予選通過へ全力投球します。調子は毎日、違うもの。あきらめない、めげない、ミスをひきずらない－3つのテーマもあります。」

――優勝の反響は
　「ブランクが結構、長かったね。そういう方が多かった。300通ぐらい、メールを頂戴しました。もちろん、返信しましたけど、８日だけでは終わらない。９日までかかりました」

――現在の調子は
　「絶好調とはいきません。だけど、調子は悪くはありません。グリーンの仕上がりがとてもいいです。とても大きく、あまり傾斜がない。３パットをしないように用心します。対照的にラフが長い。要注意ですね」

柏原明日架＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

柏原 明日架=富士通所属

――得意の秋を迎えて
　「調子が上がっている。いいところはそれが成績にも出てきた。プレーの質はそれほど変化がないけど、パッティングが上昇。ひとつひとつのプレーにつながりが出た」

――コースの印象は
　「例年同様、とてもいい仕上がりです。ただ、ラフはここ最近では一番というぐらい長くなっている。フェアウエイキープをして、グリーンへ乗せ、バーディートライをいくつできるかですね。ただ、ラフをけいかいするあまり、スイングが小さくなってしまわないように…。気持ちで負けないようにします」

――ホステスプロをつとめる大事な大会
　「そろそろ－と富士通さんの時田社長もおっしゃっています。ここ数年は時田社長がカートに乗って試合中も応援してくださる。心配で18番で待っていられない…。そんな表情ですね。だから、ご心配をかけないように、第1日からプレーができればいいなぁ」

――いつも以上の好条件が揃った
　「前週の優勝争いで自信がついた。ホステスですから心と体がいい状態に、と準備を。ただ、わたしだけではなくみんなが優勝したいと出場するわけです。できることなら、3連覇がかかる古江さんと優勝を争いたい。気負わずに、しっかりやります」