JLPGA圧巻の優勝　岩井明愛がMVP

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　国内プロゴルフツアーの対抗戦『Hitachi 3Tours Championship 2023』（賞金総額：5,700万円/優勝チーム：3,000万円　2位：1,500万円 3位：1,200万円）が12月10日、千葉県成田市・大栄カントリー倶楽部で行われ、JLPGAが2年ぶりに優勝。JLPGAチームは山下美夢有、申ジエ、岩井明愛、小祝さくら、岩井千怜、櫻井心那が出場した。

　ベストボール方式のファーストステージからポイントを重ねて、首位へ。セカンドステージ、オルタネート方式でも各組が好調をキープし、計27ポイントを獲得した。2位のPGAチームへ13ポイント差をつける圧勝劇。通算7回目の優勝を飾った。3位はJGTOチーム。また、大会MVPには岩井明愛が選出された。

山下美夢有＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

山下 美夢有
　「笑顔でがんばりました。優勝を飾り、とてもうれしく思います。いつもテレビで見ることが多い、男子の皆さんと一緒にラウンドができて大変、勉強になりました。私の調子はいまひとつでしたけど、去年と同様、小祝さんとペアを組んでいい感じでバーディーがとれて、良い流れが途切れることがない。作戦としては、グリーンは手前から。それとフックラインへつけることでしたけど、いまひとつだったかなぁ。でも、優勝したから本当に良かったです」

申ジエ＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

申 ジエ
　「優勝できたことに驚いている。昨晩、チームで話したことは、今大会の趣旨がジュニアたちへ夢と勇気を与えることです。みんなで笑顔を絶やさないようにプレーしましょう。そう申し合わせました。きょうは櫻井さんとコンビを組んで、安定したプレーと、チャンスがあるときは攻撃的に－。お互いの長所を生かして、いいプレーができたと思います。また、男子プロのスピード、テクニックを目の当たりにできた。収穫と刺激がたくさんある一日です」

岩井明愛＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

岩井 明愛　※大会MVP
　「MVPへ選んでいただき、ありがとうございます。観戦してくださるギャラリーの皆さんが驚くようなプレーがしたいと思っていた。9番で1オン。さらに5番では（千怜）と第2打を直ドラで攻めた。個人プレーではない、団体戦が久しぶりだったし、すごく楽しい一日。ただ、金谷さんのラフからのアプローチが、とてもやわらかく技術がすごいと思いました。チャンスがあれば、ぜひアプローチのことを質問したいです」

小祝さくら　山下美夢有＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

小祝 さくら
　「すごくいいメンバーです。とても楽しかった。さらに、JGTO、PGAの皆さんがとてもやさしかったから、いいプレーができたと思います」

櫻井心那　申ジエ＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

櫻井 心那
　「優勝できました。素晴らしい一年の締めくくりだと思います。初出場でしかも団体戦。すごく不安でした。でも、チームの皆さんがあたたかく迎えてくださり、心から楽しいと感じるようなプレーができたと思います。今回、（申）ジエさんとコンビを組んで、さまざまな理論、マネジメントなどをうかがうこともできた。男子プロの方はもちろんですけど、勉強になりました」

岩井千怜　岩井明愛＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

岩井 千怜
　「ギャラリーの皆さんが、ワクワクしていただけるようなプレーを心がけた。初出場の私としては、すべてのことがうれしく、来年も絶対に出場したいと感じた。男子プロとご一緒できたことはもちろんですけど、気さくに話しかけてくださったことがありがたかったです。加えて、楽しくプレーができれば、自然に結果がついてくることが改めて、わかったような気がします。いろいろな勉強ができました。ありがとうございます」

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