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2015.5.22

地元で発奮! 愛知県出身、穴井詩、服部真夕が首位

 2015年、LPGAツアー第12戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が5月22日、愛知県豊田市の中京ゴルフ倶楽部 石野コース(6,459ヤード/パー72)で開幕した。第1日、大ギャラリーの声援に後押しされたのは、地元勢。愛知県出身の穴井詩、服部真夕が67をマークし、5アンダーで首位に立った。1打差の4アンダー、3位タイは、2週連続優勝を目指すイ ボミ(韓国)、ジョン ジェウン(韓国)、吉田弓美子、石川陽子の4人。(天候:晴れ 気温:22.9度 風速:1.5メートル)

 ツアー屈指の飛距離を誇る穴井詩には、「7割の法則」がある。「私の生命線は、やっぱり、ドライバー。でも、7割の力で振っていかないと、スコアがまとまらない」と話す。では、なぜ、フルショットをしないのだろう。「ティーショットで力いっぱいクラブを振ると、第2打でも、その余韻が残り、コントロールが難しい。だから、7割にしました」と打ち明ける。この日は5バーディー、ノーボギーで首位に立った。そうはいっても、「できすぎです。すべてに不安があって、18ホールかけても立て直せなかった」と首をひねっている。

 「前週の試合で少しずつ良くなったと思ったら、また崩れてきた。きょうはアドレスからしっくりこなかったです」。そう振り返った。何やら、首位スタートの選手とは思えないコメントばかりが飛び出してくる。そんな状況でも、崩れなかったのは、強い精神力だ。現在、ツアー未勝利。以前から、ここ一番でのメンタルの弱さを指摘されてきた。それを一変させたのは、お母さんからの叱咤。約2年ぶりに、『サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント』へ応援に駆け付けたが、あえなく予選落ちを喫した。ふがいないことは十分に自覚したが、「腑抜けた練習をしている! と怒られました。さすがにショック…」。このひとことが、きっかけで、どんな状況でも最善を尽くすことを改めて、誓ったという。「地元だからとか、そんなことはいっていられません。残り2日間、与えられた中で、最高の結果を出したい。7割で頑張ります」。これまでとは違った、ムードを漂わせている。

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