初優勝へ王手、後藤未有が単独首位に浮上

後藤未有＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

JLPGA ツアー2025シーズン第32戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』（賞金総額1億円・優勝賞金1,800万円）、大会第2日が11月1日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース（6,690ヤード/パー72）で行われた。3打差圏内に9人がひしめく大混戦。後藤未有が通算11アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位へ浮上した。1打差の通算10アンダーに2週連続優勝を狙う佐久間朱莉、2打差の通算9アンダーに神谷そらが続く。通算8アンダー、4位タイグループに菅楓華、阿部未悠、荒木優奈、入谷響、佐藤心結、仲村果乃の6人。

後藤 未有（1位：-11）
「とにかくショットが良くて、チャンスをたくさん作れたのが好スコアの要因かなと思います。やっぱり勝負ごとには運もあると思いますし、その流れがこっちに向いてくれたらいいな。相手のことを気にする余裕もないし、気にしていたらゴルフが楽しくなくなってしまう。自分のゴルフに集中して、楽しみながらやるだけかなと思います」

佐久間朱莉＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

佐久間 朱莉（2位：-10）
「きょうは4アンダーを目標にしてそれをクリアできましたし、2桁アンダーに乗せられたのは本当に大きかったと思います。優勝できれば、年間女王が本当に一歩一歩近づいてくると思うけど、あまりそこは意識しすぎず、自分のプレーに集中できれば。地元・埼玉県での開催で、たくさんの方が応援に駆けつけてくれるし、本当に力になっている。その声援を力に変えていいプレーをしたいと思います」

神谷そら＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

神谷 そら（3位：-9）
「前週棄権をして、体の状態も万全ではない中で、よく頑張れたかなと思います。きょうはパッティングが良かったですね。いい流れを途切れさせない、外したら流れが悪くなりそうなパッティングもしっかり決まってくれました。あすの目標は、“目指せ完走”です。今週は完走することが目標なので」