2025.11.15
ベテラン健在 下川めぐみ完全V達成
<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2025シーズン第21戦『山口周南レディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日が11月15日、山口県周南市・周南カントリー倶楽部(6,529ヤード/パー72)で行われ、42歳のベテラン・下川めぐみが通算9アンダーで優勝。2年ぶりとなるステップ通算2勝目を完全Vで達成した。2打差の通算7アンダー、2位は黄アルム。3位は通算6アンダーの皆吉愛寿香が入った。
優勝した下川めぐみは、トロフィーを誇らしげに掲げた。そして、「スタートの1勝にしたい」とも。あくなき闘争心をかきたてた。今大会、ポイントになったのは18番。第2日の吉兆を最初に振り返った。「ティーショットが右へ…。ミスショットです。でも、バンカーの中央には芝の生えた島があった。ボールはそこに。しかも浮いている状態です。おかげでパーセーブを」と状況を説明。その上で、「運がきた。勝つ選手のツキだなぁ、と感じました」と話した。
2位に2打差をつけ、首位で迎えたこの日の18番も、スムーズにはいかない。フェアウェイからの第2打が左へ。グリーン左ラフから難しい第3打が残った。それでも、豊富な経験が後押し。ピン1メートルにつけ、完全優勝を達成した。「今年は苦しいシーズン。最後まであきらめずに良かった。やり続けて良かった。QTのファーストステージ免除も良かった」と、目に涙を浮かべて、良かった-の3連発。何とも印象に残るシーンである。

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>
今季はステップ4戦目。しかし、QTランキング17位で開幕戦からJLPGAツアーに出場していた。ところが、トレーニング方法などが合わずに低迷。8月から自身の体制を変更して、スイング改造などを行っている。その結果が徐々に出てきたのだ。「より良いものにしよう。毎日が試行錯誤。すごく良くなってきた。中でも、特に変わったのはメンタル。1年前からメンタルトレーニングをはじめ、ようやく肩から力が抜けた感じがする。指導を受ける先生から言われるのは、40代の希望の星になれ-。ツアーでは、若手が活躍しているけど、年齢のせいにはしたくはない」と、内なる変化を言葉にした。
ロールモデルは男子プロテニスのノバク・ジョコビッチ。「10年以上前からファンです。プレーはもちろんだけど、38歳になっても言いたいことをはっきりいう、あのスタイルがとてもいい」が魅力だ。ということで、「今年はQTファイナルステージの突破を目標にする。それからJLPGAツアーの優勝、また年間女王になることもあきらめてはいません」。冒頭に語ったスタートの1勝には、そういう理由があった。
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