2026.4.3
64の猛チャージ 福嶋浩子が鮮やかな逆転V
<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
45歳以上の女子プロゴルファーが円熟の技を競う、JLPGAレジェンズツアー2026シーズン開幕戦『長崎さくらレジェンズオープン2026』(賞金総額1,300万円、優勝賞金195万円)大会最終日が4月3日、長崎県諫早市・長崎国際ゴルフ倶楽部(6,122ヤード/パー72)で行われ、福嶋浩子が通算8アンダーで鮮やかな逆転V。昨年のカヤバレジェンズオープンに続き、レジェンズツアー通算3勝目を飾った。不動裕理が1打差の通算7アンダー、2位。通算6アンダーの原田香里、佐藤靖子が3位タイに入った。
満開の桜に後押しされるが如く、福嶋浩子が全開。猛チャージを披露し、レジェンズツアー開幕戦で、逆転優勝を飾った。最終18番。残り123ヤードの第2打を8Iでピン右奥6メートルにつけた。バーディーチャンスとはいえ、下りのフックライン。「2メートルのイメージ」で細心の注意を払い、慎重にストロークをした。
ボールはカップ手前で一度は静止したように映った。しかし、「そこから、コトンと…」。ベテランの読みがさえる。2015年リゾートトラストレディス第2Rでマークした、ベストスコアに並ぶ、64をマーク。「すごかった」と、ひと言はちょっと興奮気味に聞こえる。
この日はイーブンパー、16位タイからのスタート。「調子が良くなっているとは、まったく思わなかった」そうだ。それだけに、テーマは安全運転。ただし、その慎重策が次々にチャンスを演出する。2番からの3連続バーディーで勢いが-。前半5バーディー、ノーボギーのラウンドで一気に優勝争いへ加わった。

<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
勝負は後半。「優勝というより、目指したのはベストスコアです。それで勝てなかったら仕方がない」と、集中力を高めていった。ただし、「ツキがある」と感じたワンプレーが11番。「グリーンの外から、7メートルぐらいあったと思います。パターで打ち、カップ左にボールが止まったと思ったら、コトンとね」と、思い出し笑いの様子だった。
最終組の5組前でプレー。後続の状況をクラブハウスリーダーとして見守った。そして、優勝が確定。「同組でプレーした佐藤(靖子)さんがロングパットを決めていたから、よしっ、私も-という気分にさせていただいた」と話す。
さらに、「お世話になっている長崎の方に、ようやく恩返しができました。オフに姉と合宿をさせていただいたりして、ご縁があります。去年は頑張って、頑張って29位。きょうは不思議なぐらいパッティングが決まった」と結んだ。まさに、スプリング・ハズ・カム。今季の大活躍に向け、希望が一気にふくらむ。
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