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2026.4.16

プロ4年目待望の初V 荒川怜郁-逆転の67

<Photo:Yuichi Masuda/Getty Images>

JLPGAステップ・アップ・ツアー2026シーズン第2戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会最終日が4月16日、大分県臼杵市・臼杵カントリークラブ(6,477ヤード/パー72)で行われ、7位タイスタートの荒川怜郁が通算7アンダーでプロ初優勝を飾った。2位は2打差、通算5アンダーの徳永歩。今大会は第2日、降雨によるコースコンディション不良でのサスペンデッドのために、36ホールの短縮競技となった。

プロ4年目の春。荒川怜郁はついに初優勝を飾った。勝負強く、五感が冴えた今大会である。Vへのキーポイントとなったのは15番。パーオンに失敗したが、グリーンの外から果敢に15メートルのバーディートライへ挑戦した。

そして、何とこのパッティングを決める。「14番でボギー。ちょっと流れが悪い。たとえ、3パットをすることになっても仕方がない-気持ちを整えてチャレンジした」と一度、言葉を切った。続けて、「のぼりのフックラインです。3カップぐらいの計算で」。

まさに、ここが勝負時と見据えた結果だった。グイッと流れを引き戻し、続く16番でも連続バーディー奪取に成功した。今大会は第2日、降雨によるコースコンディション不良のため、サスペンデッドで36ホールの短縮競技に。この日は3番からのスタートだった。


<Photo:Yuichi Masuda/Getty Images>

しかし、前日の1番のバーディーで「優勝が見えた」。実に不思議な物言いをした。これが、勝負師の感覚。それだけに、さらなる吉兆を呼び込むためには気分転換が必要との判断も間違いではなかった。

「ホテルの部屋で過ごしても、ゴルフのことを考えて、もんもんとするだけ。それなら観光です。私は御朱印集めをしているから…。その途中、たまたま酒屋さんへ入ったら親切にお店の方が応対してくださった。その中で40年物の焼酎に目が留まり、もし優勝できたら、買い求めようと目標がひとつ。もちろん、これから行きます」と振り返った。

加えて、その酒店は大会の共催・フンドーキン醤油株式会社の縁続きということも知り、ヤル気がさらにアップしたそうだ。


<Photo:Yuichi Masuda/Getty Images>

プロになっての3年間は大きなケガを2回。「去年は、ほぼ故障を直すことに終始しました。その間に、私はプロ生活で勝てないのかなぁと思ったこともある」と本音を漏らす。

それでも、本調子を取り戻した今季は、「プロになったからには勝ちたい。今年は明治安田ステップ・ランキングで1位になるために2勝目、3勝目を狙います」とボルテージが上がる。

持ち味は豪快な1Wだ。「弱気にならず、1Wでガンガン行こうと考え、その通りのプレーができました」という。大器覚醒の苦悩から強じんな精神力を身につけ脱出に成功。40年物の名酒を上回る、一生の財産になること請け合いである。

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