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2015.7.25

石の上にも3年。東浩子は3度目の正直へ挑戦

センチュリー21レディスゴルフトーナメント 伊豆大仁カントリークラブ(静岡県) 2日目

 3度目の最終日最終組。東浩子は3がキーワードだという。「今年は(ツアー本格参戦)3年目。3のつく年は大事な年だよといわれました。今年は最低でも、賞金シードを獲得しなければ…。ただ、優勝を意識するよりも、自分のスタイルに徹したい」。東を見ていて感心するのは、タフネスぶりだ。他の選手はホールアウトすると、どっと疲れが出るようだが、東はとにかく元気がいい。前日も話していたように、ジュニア時代からの鍛錬の賜物だろう。加えて、「私の故郷の岡山は、アップダウンがあるコースが多い。だから、このコースもつらいなんて感じたことはない」。もうひとつ。県民性についても、「いい意味でゴルフに熱い人が多い」と解説した。

 母校の岡山県作陽高校は、藤本麻子、西木裕紀子と自身も含め、3人のプロを送り出している。「ゴルフ部はとてもいい環境です。私の時代、部員は10人程度だったけど、今は倍の20人ぐらい部員がいるそうです。そういえば、鈴木愛さんの弟さんもいるそうですよ。私も、もっと頑張って、恩返ししたいと思っています」と話した。それには、やはり1日も早いツアー優勝を達成したいところ。「賞金女王のアンさんに立ち向かっていかなければなりません。生半可な気持ちでは絶対に勝てない。とにかく、自分のスタイルに徹しようと言い聞かせていきます」と改めて繰り返した東。奇しくも、アンとは3打差である。これまた、3のキーワードが当てはまった。

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