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2026.6.29

パク ヒョンギョン日本初V 2位は小林、稲垣

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

JLPGAツアー2026シーズン第16戦『EARTH MONDAMIN CUP』(賞金総額4億円、優勝賞金7,200万円)大会最終日が6月29日、千葉県袖ケ浦市・カメリアヒルズカントリークラブ(6,699ヤード/パー72)で行われ、韓国ツアーから参戦したパクヒョンギョンが通算12アンダーで、JLPGAツアー初優勝を飾った。今大会がJLPGAツアー4戦目。第2日から首位に立ち、韓国ツアー8勝の勝負強さをアピールした。1打差の通算11アンダー、2位タイは小林光希、稲垣那奈子。また、4位の通算10アンダー、申ジエは自身の生涯獲得賞金15億円を突破した。

予備日を使い計5日間、72ホールの勝負は韓国ツアーから参戦したパクヒョンギョンがJLPGAツアー初優勝を飾った。「5日間、プレーしたのは人生で初めて。体力がもつか心配でした。それでも、精神力、気持ちで打ち勝つことができた。本当に良かった。ありがとうございます」。飛び切りの笑顔で答えた。

今回がJLPGAツアー4戦目。環境にも慣れたのだろう。持ち前のステディーなプレーが際立っていた。また、見る者をひきつけるようなさまざまな表情も魅力的。1打差で臨んだ最終18番第3打、優勝を決定づけようと狙ったバーディーパットが予想以上にショートしたシーンが印象に残る。「もっとカップへ近づくはずだったから、思わず笑ってしまった」という。

もちろん、それだけではない。パー3の9番。グリーン奥のエッジから20ヤードを決めた時の真剣な表情も忘れられない。「優勝のキーホールとなった」と解説。さらに、11番でのプレーを、「私にとって、忘れられないホールです。4ラウンドすべてでバーディーがとれました」。UTをたくみにコントロールして、この日は1.5メートルにつける卓越した技も披露した。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

韓国ツアーで8勝。ただ、去年から1年以上も優勝から遠ざかっている。それだけに今季の目標は2勝をあげ、通算勝利を10勝にすることだった。「去年の5月以降、なんでダメなのだろう。うまくいかないのかを考えた。だけど、練習しながら、プレーすることをイヤだと思ったことはありません。やっぱりゴルフはいいね」と、改めて語っている。

一方、苦労が多かった今回の9勝目について、舞台裏も明かした。「実は来日直前、父方の祖母が亡くなりました。お別れにいった時、日本でベストをつくせるように-と手を合わせてきました」といい、「優勝が決まった際、キャディーをつとめた父も空を見ながら、お母さんありがとうと…。祖母が勝たせてくれたと思います」と遠くを見るような眼差しで話した。

さらに、日本のファンに感謝のメッセージを添えている。「日本は大好きです。私は外国人ですけど、たくさんの声援をいただきました。皆さんの力が後押ししてくれたと感じます」。


<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

早くもイボミⅡ世の評判をとっているが、「とんでもない。ボミさんにはほど遠く比較にはなりません。私のあこがれでもあるし、ついていく気持ちでこれからもプレーします」と表情を赤らめた。万事控えめで、韓国ではキューティー×ビューティフルの造語、キューティフルが愛称だ。新たなスター誕生の予感が漂う奮闘の5日間だった。

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