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2015.7.29

初日からエンジン全開! 自己ベストを叩き出した池内絵梨藻が首位発進

 2015年LPGAステップ・アップ・ツアー第7戦『カストロールレディース』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の1日目が、千葉県市原市の富士OGMゴルフクラブ市原コース(6,473ヤード/パー72)で行われた。

 大会1日目は、自己ベストの66をマークした池内絵梨藻が6アンダーで単独トップに立った。5アンダーの2位タイには柳澤美冴、柏原明日架、森岡紋加が続いている。(天候:晴れ、気温: 31.0℃、風速:2.6メートル)

 「ここはアンダーじゃないと上に行けないので、最初からアンダーを狙っていった」と、気持ちもスタートからフルスロットルで臨んだ池内絵梨藻。3番で4メートルのバーディーを沈めると6番では3メートル、7番でも2メートルを沈め前半33で折り返した。後半も3つバーディーを積み重ね、ノーボギーでフィニッシュした。

 「真梨藻がいたからまったく緊張しなかった」。この日は双子の妹・真梨藻と、試合では5年振りとなる同組でのラウンド。「真梨藻から"どんなゴルフをしているか見てみたい、2日目に一緒やったらいいね"って話してたら、同じペアリングやったんでビックリしました(笑)。今年はずっと不調で悩んでたんですけど、ABCからステップ出られなくて3週間ぐらいアプローチパターを徹底的に練習したのが良かった。今日はほぼグリーンに乗っていたし、パターも良かった」。自己ベストを叩き出し早くも練習の成果を発揮した。

 「気合いが入り過ぎすると腕にも力が入っちゃうんで、力を抜いてラウンド出来たのが良かった。リラックス出来たのは真梨藻がいたからかな(笑)。明日はスコアとか優勝とか意識しないで、真梨藻がいなくても気楽にやっていきたい。今日、母校の明徳義塾が甲子園出場を決めたんで、私も頑張りたい」。毎年、高校野球に負けないアツい戦いが繰り広げられている『カストロールレディース』。明日、6代目女王の座に挑む。

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