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2015.8.1

史上初の快挙は目前。新垣比菜は富士山がパワースポット

<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>

大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)2日目

 史上初、アマチュアの3週連続トップ10入りを狙う新垣比菜が、50位タイから3位タイへジャンプアップ。最終日は最終組で、優勝争いを演じる。第2日の目標は、7アンダー。午前7時40分ティーオフの第1組で、静かな闘志を燃やしていた。「トップスタートは気持ちがいい。きょうはツアーのベストスコアを更新するつもりでいました。きのうは1オーバーだったし、ストレスが充満。スカッとしたかったから、高い目標を立てた」そうだ。まさに、乙女よ、大志を抱け-である。きのうとは違う自信の裏付けもあった。

 第1日のホールアウト後、夕暮れまで猛練習を行い、修正すべき点はきっちりと解消。不安を翌日に残さないことが好調を長続きさせる秘訣だ。3番のパー5。残り85ヤードの第3打を30センチにつける。「きのう、85ヤードのショット練習を結構やりました。それが良かったです」。この日、最初のバーディーを奪うと、いい流れを引き寄せた。7バーディー、1ボギーのラウンドは目標に1打足りなかったが、「運もあったけど、ボールをしっかりとつかまえることができた。パッティングも15番では15メートルが入ったし、すごくいい」とボルテージが上がる。

 沖縄・うるま市の自宅を出発したのは7月12日。今回は1カ月近い大遠征だ。「この試合が終わった後は、高校の全国選手権へ出場します。家に帰るのは8月9日ですね」という。疲労回復の源は日本男子最速の市民ランナー、川内優輝同様、日帰り温泉での入浴。「コースや宿舎の近くで温泉を探して毎日、入浴しています。その後にごはんを食べて、ホテルへ帰って寝るのがルーティン」だ。一方、今週27日には、気分転換を兼ね、富士山へ。「5合目までバスで行きました。富士山は縁起がいいと聞くし、実際にそう思います」と話す。中学3年時のハワイ遠征。帰国して九州女子アマへ向かう機中で、真上からの富士山のロケショーンに息を飲んだ。「あの景色が忘れられない。日本の観光地で一番好きなところはやはり、富士山。だって、富士山をみたら、九州女子アマで優勝できた。パワースポットですね」と振り返っている。

 会場は富士山が間近だが今週、コースからその雄大な姿を現すことはない。「あしたは、きれいな富士山が見えたらうれしいですね」。世界遺産は、スーパーアマチュアにまたも幸運をもたらすだろうか。

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