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2015.9.21

上り調子の酒井美紀 地元・東北での2連覇なるか

 2015年度LPGAツアー第28戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が、9月25日(金)から27日(日)の3日間、宮城県宮城郡利府町の利府ゴルフ倶楽部(6,534ヤード/パー72)で開催される。

 今年開局45周年を迎える宮城テレビ放送が主催する本大会。主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンの酒井美紀、現在賞金ランキング上位の上田桃子、菊地絵理香、渡邉彩香など。また、歴代チャンピオンで現在米女子ツアー参戦中の宮里藍が2年ぶりに参戦する。

 その他にも、宮里とおなじく東北高校出身の大江香織、菊地絵理香、木戸愛、大和笑莉奈、東北福祉大学出身の原江里菜、佐藤絵美、青木元美、そして7月に行われたアマチュア選手選考会の通過者である、西畑昭甫(宮城・東北高校3年)、2014日本女子アマ優勝の蛭田みな美(福島・学法石川高校3年)、田村亜矢(宮城・東北高校3年)など、地元ゆかりの選手たちが多数出場する。

 昨年の大会は、最終日6位からスタートした酒井美紀が、4打差を逆転して通算2勝目を上げた。「東北で唯一開催している女子の大会で、どこの大会で優勝するよりも嬉しいです」と、福島県出身の酒井にとっては自身のみならず、家族も待ち望んだ優勝だった。直近2試合はベスト10入りと好調なだけに、大会2連覇も現実味を帯びている。

 2年ぶりに出場する宮里藍にも注目が集まる。アマチュア時代(東北高校在学中)の2003年に本大会でツアー初優勝を飾り、2006年にはプロとしても優勝を飾っている。「私にとって仙台は常に特別な場所です。2013年のように優勝争いに絡めるよう頑張ります」と意気込みを語った。高校時代を過ごした思い出の地・仙台で、2006年以来9年ぶり3度目の優勝を飾ることができるか。

 本大会では毎年、地元の「宮城県立こども病院」への支援活動として、大会で集まったチャリティー金の寄付と出場選手による慰問を行っている。この病院は、2003年に東北地方で初めて開院したこども専門病院で、「すべての子どもに、いのちの輝きを」をコンセプトに、元気の出るファミリーホスピタルの実現を目指している。LPGAではこの活動に賛同し、2000年から寄付を行い、毎年トーナメント期間中に出場選手が病院を訪れて子どもたちとの交流を行なっている。今年もディフェンディングチャンピオンの酒井美紀など、選手たちが病院を訪問する予定だ。

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