テーマは連覇。アンソンジュに注目！

　2015年LPGAツアー第30戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』は、(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が10月9日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,583ヤード/パー72)で開幕する。8日はプロアマ大会が開催された。

　ディフェンディングチャンピオンのアン ソンジュ(韓国)。テーマは連覇だ。「チャンスがあるのは今週と来週。気合が入ります」と話した。もちろん、それだけ強気のコメントが飛び出すのは調子が上がっている証拠だ。「アイアンショットの調子がとてもいい。ドライバーショットがちょっと左へ行くから、それだけを気をつけていれば大丈夫」と、確かな手応えを感じている。それも過去、2勝をあげている得意のコース、大会だからこそ。しかし、例年とは少々、事情も違うようだ。「グリーンが硬くて止まらない。PWでのナイスショットで5ヤード、8I、9Iで7ヤードぐらい。6I、7Iでは15ヤードはボールが転がる。そのあたりをしっかりと頭に入れて攻めていかないとならないでしょうね」と攻略のポイントをあげている。それだけではない。コースにさまざまな改良が加えられており、「全体にフェアウェイが狭い。優勝スコアは今年、10アンダー以上、行かないと思いますね」と的確に分析した。自らに課した連覇のテーマ。その気になっている。