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2015.11.9

一生懸命奮闘中! 前田陽子がホステスプロで連覇へ挑戦

 2015年LPGAツアーは、残り3戦。今週は第35戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が11月13日(金)から15日(日)の3日間、千葉県長南町のグレートアイランド倶楽部(6,639ヤード/パー72)で開催される。

 主な出場予定選手は、伊藤園所属でディフェンディングチャンピオンの前田陽子、前週の『TOTOジャパンクラシック』で今季2勝目を挙げたアンソンジュ、今大会に自身初の賞金女王獲得がかかるイボミ、賞金ランキング2位のテレサ・ルー、同ランキング上位の李知姫、渡邉彩香、申ジエ、菊地絵理香、上田桃子、大山志保、成田美寿々など。

 そして、高額賞金の今大会、優勝争いとともにスポットを浴びるのは、賞金シード争い。ボーダーラインは昨年よりもアップし、約2,000万円といわれるハイレベルな戦いを展開中だ。

 毎年、ドラマが誕生するこの大会でも、昨年は飛び切りのシンデレラストーリーが誕生。プロ9年目の前田陽子がプレーオフで大城さつきを下して、ツアー初優勝を飾った。人生が変わったといっても過言ではない。「どんな時でも、自分は自分。変わったところは何も、ありません。ただ、周囲の見る目が変わったのでしょう。去年の優勝は、私の将来を含め、いいきっかけを与えてくださいました」と、淡々と振り返っている。今季は7月の『サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント』で通算2勝目。「ボギーひとつで動揺していた時もあった。しかし、今年はスコアを落としても、どこかでバーディーをとればいい、と思えるようになりましたね」と話していた。

 今回は連覇へ期待が集まる。ましてや、ホステスプロとして挑む人生初のビッグイベント。「2勝目まで、私はチャンスが来るのをジッと待つスタイルでした。でも、いろいろな方から、チャンスを自分でつくることも、これからは必要だ、とアドバイスを受けました。もちろん、すぐには変わることはできないけど、パッティングなど、創意工夫していろいろと取り組んでいます。一生懸命のプレーを披露したい」と控えめながらも、強い意欲を示している。

 一方、コースコンディションへ「ものすごく仕上がりがいい。レイアウトなど特に変更はないけど、コースの状態は素晴らしい-の一語に集約される」とLPGA競技ディレクター・湯本弘子はタイコ判を押した。「フェアウェイが広く、飛ばし屋有利といわれているけど、実はそれからが勝負。どれだけ多くのバーディーチャンスをつくるか、ピンをピタッと狙っていけるショットメーカーが強い。そして、最終日、16番から、池が絡む17、18番で勝負が動く。優勝争いを演じる選手が、どうコースを攻略するか、随所に見どころがある」。

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