世界で勝つ!-ツアー強化の歩み-

「世界で勝つ!」
そして、日本女子プロゴル
フ界のさらなる
持続的な成
長と発展のために

日本女子プロゴルフ協会は、56年の歴史を歩んでまいりました。

時代はさらにグローバル化が進み、世界中のツアー選手が、自国以外の試合に出場する機会が増えました。
JLPGAは、2013年に初めて中期経営計画を策定し、JLPGAツアーおよびステップ・アップ・ツアーに
おいて、この10年間さまざまな「ツアー強化」策に取り組んでまいりました。

選手は、国内での活躍はもちろんのこと、
「世界で勝つ」ための実力を身に付けて羽ばたき、活躍しています。
※掲載内容はすべて2023年8月時点のものです

JLPGAツアー 年間
平均ストロークの
変遷

平均ストロークは実力の証明と言われています。
下の円グラフは、JLPGAツアー出場選手の年間平均ストロークの分布を示したものです(規定ラウンド数を
満たした選手のみ対象)。
年間を通してアンダーパーを記録する選手が、大幅に増えています。

JLPGA_graph

世界基準の4日間大会
の増加

競技日数増加による競技力の向上は、JLPGAツアーおよびステップ・アップ・ツアーの両方で顕著に表れています。
それは、選手たちの心技体の向上を促し、さらなる高みで戦える可能性を物語っています。

JLPGAツアー
世界基準の4日間大会増加

※2016年は熊本地震の影響により1大会が中止 
※2020年はコロナ禍の影響により23大会が中止

ステップ・アップ・ツアー
2日間から3日間大会へ

※2020年はコロナ禍の影響により10大会が中止 
* 2021年より「Sky レディースABC杯」が4日間大会になりました。

JLPGAトーナメント
賞金総額の変遷

2023年度の賞金総額は、JLPGAツアーおよびステップ・アップ・ツアーの両方で過去最高を更新しています。
全大会数の増加、並びに、JLPGAツアーは4日間大会が増え、
ステップ・アップ・ツアーは3日間大会が増えると同時に、賞金総額も増えております。

JLPGAツアー 年度別賞金総額

※2016年は熊本地震の影響により1大会が中止 
※2020年はコロナ禍の影響により23大会が中止

ステップ・アップ・ツアー 
年度別賞金総額

※2020年はコロナ禍の影響により10大会が中止

集計対象スタッツ数の変遷

スタッツは、選手のプレーを多角的な視点で切り取り、数値化しています。
選手が自身の力の傾向を数字で把握し、強化に役立てられるようになりました。
JLPGAツアーでは、2016年以前は集計対象スタッツが7項目のみでしたが、2019年までの3年間に30項目まで
拡大しました。また集計スタッツの多角化はゴルフファンの皆様にも新たな視点や楽しみ方を
提供しています。
(ステップ・アップ・ツアーでは一部、集計対象外の項目があります)

スタッツ詳細
  • 平均ストローク
  • パーオン率
  • 平均パット数(パーオンホール)
  • パーセーブ率
  • 平均バーディー数
  • リカバリー率
  • イーグル数
  • ドライビングディスタンス
  • フェアウェイキープ率
  • サンドセーブ率
  • 年間トップ10回数
  • 平均パット数(1ラウンド当たり)
  • パーブレーク率
  • バーディー数
  • パー3平均スコア
  • パー4平均スコア
  • パー5平均スコア
  • トータルドライビング
  • ボールストライキング
  • バウンスバック率
  • 1stラウンド平均ストローク
  • 2ndラウンド平均ストローク
  • 3rdラウンド平均ストローク
  • 4thラウンド平均ストローク
  • Finalラウンド平均ストローク
  • 予選ラウンド平均ストローク
  • 決勝ラウンド平均ストローク
  • 3パット率
  • ダブルボギー率
  • 60台のラウンド数
スタッツ詳細
  • 平均ストローク
  • パーオン率
  • 平均パット数(パーオンホール)
  • パーセーブ率
  • 平均バーディー数
  • リカバリー率
  • イーグル数
  • ドライビングディスタンス
  • フェアウェイキープ率
  • サンドセーブ率
  • 年間トップ10回数
  • 平均パット数(1ラウンド当たり)
  • パーブレーク率
  • バーディー数
  • パー3平均スコア
  • パー4平均スコア
  • パー5平均スコア
  • トータルドライビング
  • ボールストライキング
  • バウンスバック率
  • 1stラウンド平均ストローク
  • 2ndラウンド平均ストローク
  • 3rdラウンド平均ストローク
  • 4thラウンド平均ストローク
  • Finalラウンド平均ストローク
  • 予選ラウンド平均ストローク
  • 決勝ラウンド平均ストローク
  • 3パット率
  • ダブルボギー率
  • 60台のラウンド数
スタッツ詳細
  • 平均ストローク
  • パーオン率
  • 平均パット数(パーオンホール)
  • パーセーブ率
  • 平均バーディー数
  • リカバリー率
  • イーグル数
  • ドライビングディスタンス
  • フェアウェイキープ率
  • サンドセーブ率
  • 年間トップ10回数
  • 平均パット数(1ラウンド当たり)
  • パーブレーク率
  • バーディー数
  • パー3平均スコア
  • パー4平均スコア
  • パー5平均スコア
  • トータルドライビング
  • ボールストライキング
  • バウンスバック率
  • 1stラウンド平均ストローク
  • 2ndラウンド平均ストローク
  • 3rdラウンド平均ストローク
  • 4thラウンド平均ストローク
  • Finalラウンド平均ストローク
  • 予選ラウンド平均ストローク
  • 決勝ラウンド平均ストローク
  • 3パット率
  • ダブルボギー率
  • 60台のラウンド数
スタッツ詳細
  • 平均ストローク
  • パーオン率
  • 平均パット数(パーオンホール)
  • パーセーブ率
  • 平均バーディー数
  • リカバリー率
  • イーグル数
  • ドライビングディスタンス
  • フェアウェイキープ率
  • サンドセーブ率
  • 年間トップ10回数
  • 平均パット数(1ラウンド当たり)
  • パーブレーク率
  • バーディー数
  • パー3平均スコア
  • パー4平均スコア
  • パー5平均スコア
  • トータルドライビング
  • ボールストライキング
  • バウンスバック率
  • 1stラウンド平均ストローク
  • 2ndラウンド平均ストローク
  • 3rdラウンド平均ストローク
  • 4thラウンド平均ストローク
  • Finalラウンド平均ストローク
  • 予選ラウンド平均ストローク
  • 決勝ラウンド平均ストローク
  • 3パット率
  • ダブルボギー率
  • 60台のラウンド数

ツアー強化の
さまざまな取り組み

20122012年 ステップ・アップ・ツアーで初めてテレビ放送を開始
JLPGA_STEP-UP_tour
1991年以来、全くテレビ放送が無かったところ、2012年からCS放送スカイAより、全大会で予選から決勝日まで各日、6時間の生放送を開始しました。これにより、ステップ・アップ・ツアーが全国区になり、各大会と選手の認知度などが上昇しました。
2015大会会場における練習場環境の基準化
JLPGA_tourJLPGA_STEP-UP_tour
JLPGAツアーとステップ・アップ・ツアーの両方において、選手の技術向上を目的に、大会会場の練習環境を項目別に数値化し、その基準化と内容の充実化を図っています。
2015コースセッティングの多様化
JLPGA_tourJLPGA_STEP-UP_tour
国内及び海外のメジャー大会などのさまざまなタイプのゴルフ場において、選手が多様な対応力を発揮できるように、コースのタイプや季節ごとに変化する芝の状態やグリーンの速さ、硬さなどを幾つも組み合わせて、さまざまなコースセッティングを実現しています。
それに加えて、優勝スコアもイーブンパー前後から20アンダーを超えるように大きく幅を持たせて、選手の技術的及び戦略的な引き出しを増やしています。
2017コースセッティング担当者の配置
JLPGA_tourJLPGA_STEP-UP_tour
プロゴルファーの知見と経験を活かしたコースセッティングの多様化も図っています。また、次世代のコースセッティング担当者育成にも取り組んでいます。
2017ステップ・アップ・ツアーが世界ランキング対象ツアーとなる
JLPGA_STEP-UP_tour
ステップ・アップ・ツアーでは、試合数が年々増える中、年間で3日間大会が10大会以上、賞金総額が7万ドル以上などの女子世界ゴルフランキング(ロレックスランキング)対象ツアーとなる条件を2017年に満たし、ロレックスランキングのポイント加算が実現しました。選手は、ステップ・アップ・ツアーで獲得した世界順位をJLPGAツアーにそのまま引き継いでいくことができます。
現在、レギュラーツアーと下部ツアーの両方が対象となっているのは、米国、欧州、日本、韓国の4ツアーです。
201730項目のスタッツ設定
JLPGA_tourJLPGA_STEP-UP_tour
スタッツは、選手のプレーを多角的な視点で切り取り、数値化しています。
選手が自身の力の傾向を数字で把握し、強化に役立てられるようになりました。
JLPGAツアーでは、2016年以前は集計対象スタッツが7項目のみでしたが、2019年までの3年間に30項目まで拡大しました。また集計スタッツの多角化はゴルフファンの皆様にも新たな視点や楽しみ方を提供しています。
(ステップ・アップ・ツアーでは一部、集計対象外の項目があります)
2017JLPGAツアー前半出場権付与
JLPGA_STEP-UP_tour
ステップ・アップ・ツアーの大会数が年々増加したことを受け、年間を通した選手力の指標として、ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング制度を導入しました。また、賞金ランキング上位者には、次への飛躍を後押しするため、JLPGAツアー前半出場権の付与を開始しました。なお、その出場権は、2017年度と2018年度は賞金ランキング1位のみ。2019年度以降は2位までの選手。また上位10位までの選手には、QTファイナルステージへの出場権を付与しています。
2018リランキング制度の開始
JLPGA_tour
選手間の競争力を高めることを目的に、シード権を持たない選手に対して、当該年度の成績に基づいてシーズンの途中にメルセデス・ランキングの上位順に並び替え、そのリランキングされた順位で大会出場資格を付与する制度を開始しました。
JLPGAツアーでは、シーズンを前半戦、中盤戦、後半戦の3つに分類し、前年度のQTランキング上位者は、翌年度のJLPGAツアーの前半戦までの大会の出場権を得られます。次に当該年度の前半戦終了時の上位者は、中盤戦の大会に出場権を得ます。そして、中盤戦終了時までの上位者が後半戦の大会に出場できます。
2019プロテスト・QT制度改定
JLPGA_tourJLPGA_STEP-UP_tour
プロテスト合格基準アップを目的に、2018年度よりプロテスト第2次予選の規定ホール数を54ホールから72ホールに増やし、最終プロテストの競技ラウンド数と同様にしました。
また、JLPGA会員の価値向上とツアー強化を目的に、QT出場資格付与者をJLPGA会員に一本化する制度改革を行いました。そして、QTのステージ数を従来の4ステージから2ステージとし、ファーストステージの規定ホール数を54ホールから72ホールに増やしました。
2022賞金ランキング制からポイント制への移行
JLPGA_tour
選手のモチベーションアップ、トーナメントの活性化、世界メジャー大会への参戦奨励などツアー強化の観点から、選手を評価する指標を、賞金の多寡にかかわらず、より実力を反映しているメルセデス・ランキングに一本化しました。
メルセデス・ランキングは、各大会の成績順にポイント換算するランキングであり、選手の年間通した活躍度を広く反映するため、世界メジャー大会の成績もポイントに換算して反映しています。