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2016.5.1

プレーオフを制した福嶋浩子が悲願のツアー初優勝を飾る

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

2016年LPGAツアーの第8戦目となる「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の最終ラウンドが静岡県三島市にあるグランフィールズカントリークラブ(6,562ヤード/パー72)にて行われた。(天候:晴れ 気温:23.1度 風速6.1m/s)

 2位以下に2打差をつけて単独首位でスタートした福嶋浩子。「朝のスタート前はすごく緊張していました。左手が変な感じで、姉(福嶋晃子)にも話したら、優勝争いの時は何回やってもそんな感じだよと言われて、少し気持ちが楽になりました」。そんな姉のアドバイス効果もあってか前半は終始落ち着いたプレーを展開。2バーディー、1ボギーと着実にスコアを伸ばして、この時点で2位との差を4ストロークに広げていた。

「バックナインに入ってから何かがちょっとずつ違う感覚でした。自分ではできているつもりでできなくなる。これが優勝争いかと思いました」。表情は緊張しているようには見えていなくても、内心は冷静ではなかったと振り返る。後半はショットが乱れてパーオンするのがやっとの状態。16番では痛恨の4パットでダブルボギーを叩いてしまい、続く17番パー3でもボギー。この時点で、1組前を回るキム・ハヌルに並ばれる。悪い流れながら最終18番ではなんとかパーをセーブしてプレーオフへと持ち込んだ。

 勝負はプレーオフ1ホール目で決することになる。2オン2パットで確実にパーセーブした福嶋に対して、ハヌルは約1メートルのパーパットを外してしまう。 「夢のような一週間でした。まだ実感はないですが、信じられない気持ちです」。

 38歳245日でのツアー初優勝は原田佳子(44歳90日)、山岡明美(43歳340日)、鬼澤信子(40歳346日)に次ぐ4番目の最年長初優勝者記録。また姉・晃子との姉妹優勝はツアー史上初の記録となる。

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