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2016.9.25

final day プラスワン~青木瀬令奈~

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県)最終日

 青木瀬令奈が最終日、ベストスコアタイの67をマークした。「いい流れでプレーできたと思う。目標としたのは、ホステスとして、絶対にトップ10へ入りたい、でした。それがお世話になっている私流の恩返しの方法です」と振り返っている。そして、「次週へ向けて、弾みがついた」とも。今年日本女子オープンゴルフ選手権競技が開催されるのは、烏山城カントリークラブだ。「初めてラウンドしたのは、小学校3年。ジュニアの全国大会で予選会がありました。それ以来、ずっとお世話になっています」。

 夏と冬はロッジへ泊まり込んでの合宿など、思い出がたくさんつまっている。「冬場でも雪が降りません。父と姉、3人で合宿をしたことがとてもなつかしい。小学校のレディースティーからスタートして、いつかは、フルバックティーから70台のスコアを出す。手引きカートで110のスコアから、必死になって練習をした懐かしい日々。それが実現したのは高校2年です。8年間もかかった。烏山城は第2の故郷。プロテストに合格して、あいさつにうかがうと、コースの皆さんが、ものすごく喜んでくださった。それが忘れられません」と話していた。

 シード選手として凱旋する今回、飛距離やテクニックなど青木は、とてつもない成長を遂げた。とはいうものの、「背中、右ひざなど、痛めている個所が結構あります。ボールが飛ぶようになって、体にも負荷がかかる。その代償ですよ」と淡々という。

 コースを熟知しているのは、最大のアドバンテージ。ましてや、公式戦の難しいセッティングなら、より強い材料になる。今大会で、賞金ランキングが25位へ躍進。「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップへ出場するのが、今シーズンの目標のひとつ。ツアー初優勝をあげて出られればいいけど、絶対に賞金ランク25位以内は死守したい」と気持ちを新たにした。

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