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2016.11.19

独走状態でより冷静に テレサ・ルーの勝負哲学

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第36戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会3日目が11月19日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,474ヤード/パー72)で行われた。テレサ・ルーがこの日も好調。5バーディー、ノーボギーの67をマークして、通算20アンダーとスコアを伸ばし、首位をキープした。4打差の通算16アンダー、2位は比嘉真美子。通算15アンダーの3位タイで菊地絵理香、原江里菜、森田遥が最終日の大逆転に賭ける。(天候:曇り 気温:22.0℃ 風速:4.0m/s)

 テレサ・ルーは、早くも3日目で、通算21アンダーのツアー記録更新をきっちりと、とらえた。「プレー中、いったいどこまで行っちゃうか、と考えた。だけど、16番で1.5メートルのバーディーパットが入らない。運をつかっちゃったのかなぁ」と苦笑している。勝負は最後までわからないことを、再認識した瞬間だった。

 「1日目、2日目と同じぐらいショットの調子が安定している。調子は変わりなくいいですね」としながらも、4打差をつけて最終日を迎えることに、「優勝はしたい。でも、スコアなどの目標設定はしません。もし、私の調子が悪かったら、4ストロークなど、あってないようなもの。他の選手が9アンダーや、10アンダーを出すことだってあります」と、より一層、気分を引き締めた。

 そして、コースへ感謝の言葉を口にする。「3日間で、バーディーをたくさん獲れたのは、コースのコンディションが良かったからです。本当にありがたい」。最終日に向けては、「バーディーをたくさん獲ること。それがキーポイント。昨日も話したけど、ビビッたら終わりですね。記録は全く気にしていない」とクールなスタイルは全く変わることがない。

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