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2015.8.24

ニトリレディスゴルフトーナメント 開催!

 2015年LPGAツアー第24戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が8月28日(金)から30日(日)の3日間、北海道小樽市の小樽カントリー倶楽部(6,483ヤード/パー72)で開催される。

 今大会の出場選手は、ディフェンディングチャンピオンの申ジエ、地元Vを狙う北海道出身の菊地絵理香、藤田光里、前週の大会で3年ぶりのツアー優勝を飾った服部真夕、賞金ランキング上位のイボミ、李知姫、飯島茜、渡邉彩香、成田美寿々など。総勢120名のプレーヤーが出場する。

 見どころが盛りだくさんな今大会。最大の注目は、今年から開催コースが1928年開場の「小樽カントリー倶楽部」へ移ったことだ。1978年『日本プロゴルフ選手権』、90、99年の『日本オープン』、2004年から12年まで『サン・クロレラ クラシック』を開催した名門コース。LPGAツアーの開催は今回が初となる。北海道のゴルフ発祥地に加え、現存するコースとして、日本では10指に数えられる伝統を誇っている。

 6,483ヤードの設定に、それほど驚くファンはいないだろう。しかし、コースはフラットで打ち下ろし、極端なドックレッグなどのホールがないため、「表示通りの距離をどう攻略するかが、最大の見どころ」というのは、競技ディレクター・井上奈都子。最大のカベとなるのは、16番の攻防だ。447ヤードのパー4は、ツアーの中でも距離があるホールとして記憶されることになるだろう。「ツアーでは、460ヤードぐらいのパー5がレイアウトされることもあります。それを考えれば、とても距離が長いパー4といえるでしょう。おまけに、グリーンの右手前には、池が配置され、選手へ与えるプレッシャーは、何倍増にもなるに違いありません。それが最終日の優勝争いがかかった場面となると…。ドラマを生み出すことでしょうね」と分析する。

 一方、距離が長いところもあれば、短いところも。17番は133ヤードのパー3だが、決してやさしくはない。つまり、各コースのメリハリがきっちりとしている。それだけに、「いろいろなクラブを使うことになるでしょう。どう攻めるか、頭脳と体力、精神力をフルに駆使しないといけませんね」と続けた。ちなみに、初開催、天候によっては日本海から強烈な海風が吹き抜けることで、「優勝スコアの想像がつかない」。8月最終週、まさに"女子力"が試される。

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