1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 今季も残り5戦 今週は『樋口久子 Pontaレディス』

2015.10.26

今季も残り5戦 今週は『樋口久子 Pontaレディス』

 2015年LPGAツアーも残り5戦。今週は第33戦『樋口久子 Pontaレディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が10月30日(金)から11月1日(日)の3日間、埼玉県飯能市の武蔵丘ゴルフコース(6,605ヤード/パー72)で開催される。

 今大会の主な出場予定選手は、ディフェンディングチャンピオンの上田桃子、現在賞金ランキング上位の菊地絵理香、渡邉彩香、大山志保、成田美寿々など。26日(月)に行われる主催者推薦選考会の通過者を加え、総勢96名のプレーヤーが優勝を争う。

 日本人初の海外メジャー制覇など、通算72勝を挙げ世界ゴルフ殿堂入りを果たした、日本女子プロゴルフ協会相談役・樋口久子の功績を記念し、創設されたトーナメント。今年から、開催コースとなる武蔵丘ゴルフコースは、2004~10年の7年間、本大会が行われている他、過去にもマツダジャパンクラシックなど、多くの名勝負が展開された、チャンピオンコースとして知られている。

 「コースは、ひとことでいえば難しい。スコアを左右するのは、やはりパッティングでしょう」とLPGA競技ディレクター・湯本弘子は話す。16番・パー5は、560ヤードと距離が長い。かつて、タイガー・ウッズが初来日の際、600ヤードを超えるセッティングで、2オンに成功。大きな話題を集めた。「見どころは、すべてと言っていいかもしれません。広い林間コース、隅々までメンテナンスが行き届き、絶好のコンディション。景観はきれいでも、コースは単純ではない。フェアウェイにアンジュレーションがあり、第2打が運命を分けることも多いでしょう。選手は息を抜けない」と解説する。

 ポイントはパー3の15番からの、4ホール。「15番は、距離をキッチリと合わせることが大変です。16番は飛距離。また17番が、最終日の優勝争いでは、最大のキーホールになるでしょう」。というのも、大きな池にグリーンが囲まれているうえに第2打、左足下がりが曲者だ。わずかなミスも許されない。最終18番の左サイドは谷。また、グリーンの手前には、大きなバンカーが待ち受ける。何やら、ドラマを演出しそうなロケーションだ。「天候やピン位置などの状況にもよりますけど、2ケタアンダーで優勝、とはいかないでしょうね」。コースが変わっても、昨年同様、スリリングな3日間となることは間違いない。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索