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2015.12.4

苦しい時は右手を見る! 上田・原組は圧勝スタート

 日本ツアー全勝発進!LPGAが特別後援する4大ツアーの団体戦『THE QUEENS presented by KOWA』(賞金総額1億円、優勝チーム賞金4,500万円)が12月4日、愛知県みよし市の三好カントリー倶楽部・西コース(6,500ヤード/パー72)で開幕した。第1日は各チームが出場する8人を4組に分け、各国ツアーと対戦する2対2のフォアボール形式。日本は出場した4組が全勝、12ポイントを獲得した。2位は韓国ツアーの7ポイント、3位が4ポイントの欧州ツアー。豪州ツアーはポイント0と出遅れた。(天候:曇り 気温:8.7度 風速:2.6メートル)

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 日本ツアーの圧勝劇がクローズアップされた第1日。極め付きの強さを披露したのは上田桃子原江里菜組だった。豪州ツアーのリンゼイ・ライト、ステファニー・ナ組に6&5。キャプテンもつとめる上田は、「どの相手と対戦しても勝つつもりです。スコアボードが各所にあるので、前で回る3組の成績を確認しながらプレーしたおかげで、私たちも、もっと頑張るというエールのように感じた」という。コンビを組んだ原も、「去年の日韓対抗でも、上田さんと一緒に組みました。私がダメならきっちりとカバーしてくれる。桃子さんは頼もしい存在です。今大会、日本チームは、全試合全勝を目指している。チームが一体になっているせいか、負ける気がしません」と頼もしい。圧勝の要因は、プレースタイルが酷似していることが大きいとも。「持ち球や他のことも、桃子さんと私は似ていると思う。普段のまま、当たり前のことをしていれば、自ずといい結果が出る」。原は分析した。

 また、上田も、「練習ラウンドの時から、江里菜と飛距離が近いことを確認。素晴らしいのは、彼女の明るさです。苦しい時でも、耐えながらいいプレーをしてくれた」と振り返っている。加えて、キャプテンとして、「まだ、安心はできない。まだ一日を終えただけです。第2日はプレーが難しいファアボールだし、最終日はポイントが大きく動くシングルスですからね。全勝したからといっても、チームは、スタイルを変えません。無心で勝利を目指して、優勝したい」。日本の9選手は、この日、全員がロッカールームで右手の甲へ、日の丸をペインティングして臨んだ。ピンチになった時は、右手をみれば勇気がわいてくる。日本代表は気高く、そして強い。上田・原組は第2日、韓国ツアー最強のキムセヨン、チョンインジ組と対戦する。

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