夢の実現＆体験レッスン会　会長・小林浩美が熱烈指導

　今年も体験レッスン会は大盛況－。1日、LPGA会長・小林浩美、副会長・鈴木美重子が大会主催者と、『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』が開催される琉球ゴルフ倶楽部に近い、南城市の玉城中学校を訪問した。

　同校で、毎年恒例となっているトーナメント観戦を含めた、総合学習へ参加したのは1年生。今年は、例年と違い生徒と、小林が夢を語り合うトークから始まる。十人十色、さまざまな夢があった。その上で、自身の経験を踏まえながら、「小学生の時、私は婦人警官になることが夢のひとつでした。でも、どんな職業につきたいか、と思っていても、中学、高校と変わってくることが自然だと思う。それほど、多感な時期だからでしょう。プロゴルファーという職業を選択したのは、父からすすめられクラブを握ったことがきっかけでした」と話し、「よしっ、これだと感じたら、ばくぜんと思っているのではなく、具体的に。脳の中で映像を描くことです。そうすれば、形ができあがってくる。私は、なりたい職業につくことができた。でも、それで満足してはいけない。次から次へと目標が出てくる。それをひとつひとつ達成していくことが幸せです」。夢を夢のままで終わらせるのではなく、叶えるアドバイスをおくっている。

　また、ショット、パッティングの講習会では、ゴルフ初体験の生徒へ個人レッスンを。人生初のショットでは、空振りが圧倒的に多かった。ところが、ワンポイントの指導で、劇的な変化が…。「やさしく丁寧に小林会長が、教えてくださいました。ぼくは野球部へ入っているけど、バットにボールが当たった瞬間とは違う、手応えを感じました。ゴルフもおもしろい」と、玉城竜馬さんは興奮気味だった。一方、鈴木から指導を受けた、マギー美峰さんは、「クラブの握り方ひとつで、ボールが飛ぶようになったことにビックリしました。ゴルフって、ワクワクするスポーツですね。これからチャンスがあれば、ぜひやってみたい」。

　4日は体験学習の一環で、ダイキンオーキッドレディス第1日を観戦。すでにゴルフ用語、ルールなどのテキストなどを配布された。しっかりと予習を行い、トッププロのテクニックを目の当たりにする。