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2016.3.10

5年分の進化を 酒井美紀は高知から吉報を届ける

ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県) 

 東日本大震災から、11日で5年。福島県いわき市の自宅などが被災した酒井美紀は、改めて地元から届くエールをかみしめているという。「明るいニュースを聞きたい。皆さんがそう励ましてくれます。私が届けられる明るいニュースは、試合で頑張って優勝できれば最高ですけど、中継でテレビに映ることだと思います。14年の今大会は、プレーオフで負けてしまったけど、『テレビに映った。頑張ったね』と、たくさんの地元の方が声をかけてくださった。開幕戦は、急性胃腸炎でいまひとつの成績だったから、今週はやらなくてはいけませんね」と力を込めた。2011年はツアールーキーとして本格参戦したシーズン。「このところ、テレビでニュースをみると、震災関連の話題が多い。だからどうしても、いろいろなことを思い出しますね。自宅も、被害は少なかったと思ったけど、何年か経ってから、ドアが閉まらないなど、不具合が出てきた」と明かす。

 さて、今大会。得意のコースだけに、静かな闘志を燃やしている。「私個人、大切な大会です。比較的、距離が短いし、アップダウンがあるコースが私、大好きだから。オフは、体幹トレーニングを積極的に取り入れました。その成果で、飛距離がキャリーで平均10ヤードはのびている。ドライバーショットで、強いボールが打てるようになりました」と締めくくった。

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