大いなる予感　上田桃子に訪れたスーパーチューズデー

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty images＞

ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ　土佐カントリークラブ（高知県）　1日目

　スーパーチューズデーの後は、ビッグサンデーがやってくるか。4位タイと上々のスタートを切った上田桃子。「久しぶりに、ゲームが楽しいという感覚を味わうことができた。スコア以上の収穫」と言葉を弾ませた。期待の大きかった開幕戦では、「オフの合宿で、準備してきたことができなかった」という反省で、週初めの8日に千葉で練習を。わずか1日とはいうものの、得たものは大きい。「火曜日の練習で、イメージと結果が揃うようになった。インパクトゾーンと距離感が合うようになって、手応えがある。あとは慣れだけでしょう。何といっても、自分が思う感覚をコーチへうまく伝えられるようになった」と明かした。

　昨年は開幕前から、「それだけの準備をしてきた。目標は年間10勝」と宣言したが、結果は未勝利。これを受け、「いきなり大きい目標を立てるのではなく、今年は頭と体がつながってきて、全力でやれるという自信が出てきてからにする」と、コメントはごく控えめにした。それでも、「1日毎によくなりそうな感じがする。あまり欲をかかないで行きます」。吉兆が確信に変わるのは、最終日…。