1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ルールは遵守!福嶋浩子の大改革

2016.3.18

ルールは遵守!福嶋浩子の大改革

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 2016年度LPGAツアー第3戦『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)は18日、鹿児島県姶良市の鹿児島高牧カントリークラブ(6,423ヤード/パー72)で開幕した。競技は予定通り8時にスタートしたが、朝から断続的に雨が降り、降雨によるコースコンディション不良の為、10時34分に競技が一時中断。11時に競技再開をしたが、15時13分に再び競技中断をし、回復の見込みが立たないため、16時にサスペンデッドが決定した。ホールアウトした選手は51人、福嶋浩子、キムハヌル、アマチュアの山口すず夏が3アンダーで暫定首位に並んでいる。第1ラウンドの競技再開は明日19日8時予定。第2ラウンドは、組み合わせの変更を行わず、8時30分に開始を予定している。(天候:雨 気温:15.9℃ 風速:5.4m/s)

 「グラグラする感じです」。暫定首位スタートとなった福嶋浩子は、今まで慣れ親しんできたパターでのアンカリングを止めて、今シーズンはアンカーポイントをつくらず、パターを体から浮かせた状態で打っている。これはゴルフの統括団体であるR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)により、ストロークを行う時にクラブを体に密着させるアンカリング(固定して支点を作る)を禁止するゴルフ規則の変更が、今年の1月1日から発効されたことによるものだ。長尺パターはギャラリーからも注目の的で「いろいろ言われるので、勉強しました。何か言われてもちゃんと答えられるようにしないと」とその胸の内を明かした。

 第1ラウンドは時折激しい雨が降りサスペンデッドとなったが、「(このコンディションでは)上出来。100点満点!」と喜びを隠し切れない表情だった。4年に1度のルール改訂に悩み苦しんだ福嶋に、一縷の希望が見えてきた。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索