1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 大会ポスターにご機嫌 笠りつ子は『流れを待つ』

2016.3.24

大会ポスターにご機嫌 笠りつ子は『流れを待つ』

 2016年LPGAツアーの第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)は25日、宮崎県宮崎市・UMKカントリークラブ(6,482ヤード/パー72)で開幕する。前日の24日は、プロアマ大会が行われた。

 今大会、ディフェンディングチャンピオンの特権といえば、大会ポスターへ採用されることだろう。これぞプロ冥利につきるというものだ。笠りつ子もご機嫌だった。両手を突き上げた後ろ姿は、とても素晴らしい。男は背中で語るとは、よく言われることだが、笠が背中で喜びを表現したシーンも強烈なインパクトを残した。「ポスターに採用してくださって、とてもうれしい。というか、最高です。空港についた時から、あちらこちらに大会ポスターがあって、テレビの告知CMにも私が出ている。宮崎県が、私を応援してくれるような気がします。だから、モチベーションがすごく上がってきました」と言葉を弾ませる。

 大混戦となった昨年の大会では、イボミをプレーオフで下した。日本ツアーでイが敗れたのは、この1回。「強い選手に勝ったのは、とても誇れることだけど、シーズンを通してみれば、ボミは圧倒的に強かった」と振り返った。ただし、今季のテーマは「1番になる」。連覇のために入念な準備をしてきた。シーズン開幕前の宮崎合宿で、コースを入念にチェック。「このためにやってきました。前週は予選落ちだったけど、ショットの調子は悪くない。バーディーパットが入らなかった。でも、気持ちの切り替え、パッティングの修正はきっちりできたと思います」と話した。連覇のポイントとは、「頑張りすぎないことでしょう。いい流れが来たら、それに乗るだけです」。勝負は時の運というわけか。気負わずに自然体で、その時を待っている。


このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索