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2016.4.1

プロ初のトップ5を目指す永峰咲希 『力まない』

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県) 2日目

 難攻不落のコースをどう攻略するか。永峰咲希は今大会、「力まない、をテーマにしている。今季5戦で最もショートアイアンとパッティングに切れがあるから」という。好調は音でわかる。「アイアンショットが地面を叩く音がいい。パッティングでも芯に当たっているから、音がきれいです」。永峰は、以前から力むと、打ち急ぎが多い傾向があることを明かしていた。それを矯正するため、あえて左足下がりのライで素振りを行うなど、ひと味違う工夫を重ねている。「左足下がりでは、気をつけなければ、体が突っ込んでしまう。その応用です。素振りでやっておけば、打ち急ぎも起こりません」。

 プロ2年目で賞金シードを獲得し、3年目のさらなる飛躍を狙うには、まずトップ5のカベを突破しなければならない。「去年は、トップ10が8回あったけど、トップ5が1度もなかった。決勝ラウンドでは、バーディーパットをたくさん打ちたい。ティーショットさえ良くなれば、イケると思うので、いい流れを崩さないにします」と力を込めている。そして、思い出したように、「きょうは、エイプリルフール。練習が終わったら、誰かに、うふふ」。忍び笑いを漏らした。

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