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2016.5.2

世界が注目! ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2016年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)が、5月5日(木)から8日(日)の4日間、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部東コース(6,605ヤード/パー72)で開催される。

 今季の公式戦第1戦、今回も世界で活躍するトッププレーヤーが集結。LPGAツアーからは、15年の賞金女王、イボミ。史上初のキャリアグランドスラムに王手をかけているテレサ・ルーの他、「公式戦を含む、複数回優勝」を目標に掲げる渡邉彩香、昨年の大会で2位に終わり、「今年こそ」と公式戦制覇に燃える上田桃子など、それぞれ万全の態勢を整えた。

 また、今夏に開催される、リオデジャネイロ五輪代表をかけた、もうひとつの戦いも見逃せない。『フジサンケイレディスクラシック』を大逆転で制し、代表圏内の日本人選手2位に浮上した大山志保、同3位の宮里美香も参戦。他では、日本ツアー公式戦初出場を果たす、米ツアー7勝、21歳のレキシー・トンプソンにも注目が集まる。

 世界基準は、コースも同様だ。4日間大会を増やし、シーズンを通して、コースセッティングの難度をあげ、選手の技術向上へ精力を傾ける、LPGA会長・小林浩美の取り組みは着実に前進中。メジャー第1戦、『ANAインスピレーション』で10位タイに終わったものの、イボミがこんな感想を。第1日、73と調子が上がらず、60位タイと大きく出遅れながら、第2日は66のチャージで優勝争いに加わった。その舞台裏では、「コースが難しいといわれているし、第1日は安全に…という気持ちでピンの手前からを心掛けていた。しかし、消極的なプレーは、決してプラスにはならない。第1日が終わった後、気が付いたのはいつものようにプレーすればいい。なぜなら、日本のツアーでも毎回、さまざまなコースで難しいセッティングを経験しているから。そう、気持ちを切り替えたら、思い通りにプレーができた」。

 今大会も、「公式戦にふさわしいセッティングができた。よりハイレベルのプレーを期待できる」と大会実行委員長・原田香里は、タイコ判を押す。「例年そうですが、今年もゴルフ場のご尽力により、コースの状態が非常に良いです。また、ここにきて気候が暖かくなった。ラフを伸ばしてください、とお願いしていたので、準備は予定通りに進みました」という。5、7番で使用予定ティーを2箇所準備するダブルセッティングを実施。加えて、18番は35ヤード距離を延長して、520ヤードに変更されている。「18番は、ロングヒッターでも2オンが難しいと思う。見どころは第3打です。ピンまでの距離がしっかり打てる選手がチャンスをつかむ。このホールだけではなく、14本のクラブをまんべんなく使用することになるでしょう。オールラウンダーが勝利する大会です」と解説した。果たして、ゴールデンウィークを、自身のゴールデンウィークとするのは-。

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