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2016.5.6

飯島茜がゲキ変 身長差23センチも怖くない

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ俱楽部東コース(茨城県)2日目

 どちらかといえば、控えめな飯島茜が、力強く言い放つ。「いいところにいける。そんな気持ちがします。ショットに自信がありますからね」。それほど調子がいい。今大会にきっちりと照準を絞り、この日は難コースも楽々と攻略。6バーディー、ノーボギーがその証明だろう。今季第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』2位タイの後、調子が急下降。浮上のきっかけが、なかなかつかめない。ところが-。

 思わぬ、うっかりミスが発覚した。ロフト角をチェックせず、8.5度、9.5度といった1Wを使用していたという。これでは、テクニシャンの評判をとる飯島でも、うまくいくわけなどない。「気が付かずに打っていた。測定したら、ロフトの問題だとわかり、今週から、10.5度に。これがベスト。しっくりきた」。前週は男子ツアーの中日クラウンズを観戦。「男子プロのアドレスの入り方、間などを勉強しました。客観的に、うまくいっている人の流れをみる。それも今大会に備えての事前学習」だった。

 しかし、危機一髪の出来事が。小林正則の打球が大きく曲がり、飯島の目の前に。「本当に危なかった。当たっていたら、かなり痛かったでしょうね。でも、うまく逸れてくれたから、私はツキがある。そう感じています」と明かす。ちなみに、157センチ・50キロと決して、恵まれた体形とはいえない。が、優勝するためには、180センチのレキシー・トンプソン、渡邉彩香など、世界屈指の飛ばし屋を一蹴しなければならないのだから、ゴルフはおもしろい。「体重別、身長別だったら、と思うこともある。だけど、こればかりは仕方がない。残り2日間、精いっぱいやります」の言葉には、闘志があふれていた。

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