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2016.5.7

首位のトンプソン 最終日もバーディー量産宣言!! 

<Photo:Arrow Press/Getty Images>

 2016年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)第3日が、5月7日、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部東コース(6,605ヤード/パー72)で行われ、レキシー・トンプソンが圧巻のプレーを披露。トーナメントコースレコードタイ記録の65をマークして、通算13アンダーで単独首位に立った。5打差の2位タイは渡邉彩香、イボミ。(天候:晴れ 気温:23.5℃ 風速:5.1m/s)

 ライバルを圧倒する飛距離のアドバンテージに加え、パッティングが面白いように決まる。こうなると、ゴルフ界でいわれる「私の日」だ。レキシー・トンプソンは、この日のプレーを「98点」と自己採点した。2点のマイナスは、「18番でバーディーをとれなかったから」。もし、バーディーを奪っていたら、トーナメントコースレコードを更新していた。

 トンプソンといえば、誰もが世界一の飛距離のイメージばかりが先行する。確かに、その通りだが、「好スコアをマークしたのは、パッティングが良かったから」と解説。「プロアマ戦の後、パッティングの練習をかなり行った。パターのウエートを調整しながらです。おかげでうまくセットアップできた。グリーンのコンディションが素晴らしい。でも、攻略するのは簡単とはいえない。きょうは、アドレスする前にパッティングのラインを頭に描いて、入れと強く念じた」という。

 加えて、日に日に体調が良くなっていることも、スーパープレーを後押しする。「ようやく日本時間で生活することに慣れてきた。時差ボケは解消したようだけど、明日はどうなるか…」。慢心する素振りすらみせない。もちろん、2位に5打差をつけたことは、大きなアドバンテージ。とはいえ、「調子がいいといっても、決して簡単だと思う日が、ゴルフにはありません。自分に集中。素晴らしい選手が多く、きっと追いかけてくる。最終日もできるだけ多くのバーディーをとる」と語った。

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