2016.5.8
意地をみせた渡邉彩香 『16番のパッティングが…』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ俱楽部東コース(茨城県)最終日
笑顔をみせるはずだった。しかし、悔しさが涙に変わり、渡邉彩香の頬をぬらす。「何打差がついても、勝負は何が起こるかわからないから、絶対にあきらめないつもりだった。最後までそれは実行できたと思う。それだけに、16番のパーパットを外したことが悔しい」と振り返った。
最大でトンプソンとはこの日、7打差をつけられたが、14、15番の連続バーディーで、スイッチオン。「よしっ、3連続でもっとプレッシャーを」と秘めており、まさに痛恨の16番となった。このホール、トンプソンもボギーを叩いただけに、悔しさが何十倍にも感じたはずだ。ただ、18番では2オンに成功してバーディーフィニッシュ。「ラスト9ホールの集中力は成長の証だし、自信になりました」と、自らに言い聞かすように語った。この日のベストスコア69をマーク。2位に入ったことで、リオ五輪出場の可能性が少しだけふくらんだ。
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