1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 圧巻の猛チャージ 表純子がついに来た!

2016.5.28

圧巻の猛チャージ 表純子がついに来た!

<Photo:Arrow Press/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第12戦『リゾートトラスト レディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会2日目が5月28日、徳島県鳴門市・グランディ鳴門ゴルフクラブ36(6,524ヤード/パー72)で行われた。この日、スーパープレーを連発したのは、表純子。9バーディー、1ボギーの64をマーク。トーナメントコースレコードを大幅に更新し、通算9アンダーで首位に立った。1打差の通算8アンダー、2位は成田美寿々、P.チュティチャイ。通算7アンダー、4位タイにイボミ、佐伯三貴、菊地絵理香が続いている。 (天候:曇り 気温:21.3℃ 風速:2.1m/s)

 継続は力に変わる。表純子が、2011年からコツコツと積み上げてきた最多連続出場試合数が、今大会で187になった。「他の選手はみんなスケジュールを決めて、休んでいる。いいなぁ、と思う時がある。しんどくなっていることは確か。でも、みんなに忘れられたらいけない。とりあえず、200試合までは頑張る」と改めて、自身へ言い聞かせた。それにしても、この日のプレーは圧巻。「シャフトを替えて、ドライバーが思い切り振れるようになったのがいい」と好調の理由を話した。今季は11戦で、予選落ちが5回。「シードも危なくなってきた」と危機感を強めたのだ。「睡眠を8時間とり、昼寝も2、3時間。疲労回復にはこれしかない」。

 また、疲労を軽減する目的で、静岡と広島の2カ所を拠点にしていたが、移動の負担をなくす目的で5月には、都内へ3つ目のベースキャンプを。「羽田空港に近いし、ものすごく体が楽になった」という。技術を磨くことも当然だが、プロは体が資本。アイアンレディ―は基本の『き』を第一に考える。脱帽どころか、改めてこの人のすごさを思い知らされた。さて、あすは今季初の、最終日最終組でVを目指すことになる。「今日のようなゴルフができれば…」と前置きし、「でも、勝負はそう甘くはない。最近、調子がいまひとつだから、優勝します-自信をもっては言えないけど、こういう時は守りにはいかない。とにかく、攻める」。ライバルたちにはない、多くの経験が最大の武器だ。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索