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2016.6.1

リハビリを支えた日医工に恩返し 所属の天沼知恵子が首位タイ発進!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第5戦『日医工女子オープン』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の1日目が、富山県富山市の八尾カントリークラブ(6,432ヤード/パー72)で開催された。大会初日は日医工所属の天沼知恵子、ステップ・アップ・ツアーで優勝経験のある金田愛子、この日唯一のノーボギーをマークした中井美有、ルーキーの種子田香夏、アマチュアの河本結が2アンダーで首位タイに並んだ。1打差の6位タイには、高林由実、足立由美佳、槇谷香、池内絵梨藻、村田理沙の5名が続いている。(天候:晴れ時々曇り 気温:20.5℃ 風速:3.7m/s)

 出だしからディボット跡に入る不運があり、ボギースタートとなった天沼知恵子。「風もあったし、グリーンも速い。自分の感じが出ないとボギーが出る」と6番でもボギーを叩いたが、8番で2mのバーディーパットを沈め、1オーバーでハーフターン。11番でセカンドをOKの位置に付け「急に流れが変わった」と20cmのバーディーパットを沈めると、13番で5m、14番では3mを沈めスコアを伸ばした。17番ではボギーを叩いたが、最終18番で3mを沈め、首位タイでフィニッシュした。

 昨日のチャリティーイベントで日医工の田村社長とラウンドし、「慎重にラインを読もう」と再認識させられた天沼。「社長とペアで対抗戦だったんですけど、社長がフックって言っているのに、私が“スライスです”って言ったら、最後ちょっとフックしたりっていうのが3回ぐらいあった。社長の方が良く読めていて、私はあまり読めていなかったので、今日はしっかりグリーンを読んだ」と昨日のラウンドが今日の好スコアにつながった。

 「去年のサードQTの時に社長から“来年は応援するから”って、今年の1月に契約していただいたんですけど、40(歳)過ぎて所属させていただけるってそうない事。2011年の夏に腰の手術を受けて、当時は歩くどころか座る事も出来なかったんですけど、その手術直後に意識がもうろうとしている中、一番最初に目に入ったのが“日医工”なんです。痛み止めの点滴に書いてあって、それはハッキリと覚えています。その時は、レギュラーの1回目の時にプレーオフになった大会だって印象だったんですけど、私のリハビリも身体の中から支えてくれたし“縁”を感じますよね」。2010年のレギュラー大会時に、プレーオフまでもつれ惜しくも敗れたが、「コースとの相性はいい。3日間ですし、上にしっかり付いていく。引っ張れるような展開になったら引っ張っていきますけどね」と復帰後初優勝を狙い、2日目に臨む。

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