勝みなみ2位フィニッシュ。史上初のアマでのツアー2勝目はならず

＜Photo：Chung Sung-Jun/Getty Images＞

ニチレイレディス　袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース（千葉県）最終日

　悔しさに涙が溢れた。通算10アンダーの単独首位からスタートした勝みなみだったが、大会最終日は4バーディー、5ボギーの73とスコアを落とし2位に終わった。

　「スタートホールでバーディーがきたときはまだ流れが来ていると思っていましたが、その後は苦しいゴルフでした」。

　前半は優勝の二文字を意識して、気持ちばかりが先行してしまったと振り返る。結果、ショットが乱れてピンチを凌ぎきれなかった。大会1日目、2日目と比べて最終日のショットが特別悪かったわけではない。しかし悪い流れを断つことができなかった。今日は目の前のことで精一杯でプレーの内容は記憶に残っていないかもしれない。それでも体には確実にこの経験が刻まれているはず。

　「次に最終日、最終組でラウンドできる機会があれば、この経験を必ず生かしたいと思います」。優勝を狙って勝てる。そんな強いプレーヤーに成長することを願いたい。