大城さつき　エースパター、動画チェックで上昇急

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

アース・モンダミンカップ　カメリアヒルズカントリークラブ（千葉県）1日目

　持つべきものは、やはりエース。結局は原点回帰ということか。大城さつきが「ここ1カ月ぐらい、パッティングでしのいでいる」と打ち明けた。約1年半、自宅で眠っていたエースパターに替えたら、見違えるように良くなったという。ただ、ショットの調子がいまひとつ。そこでニチレイレディスで予選落ちを喫した翌日、自宅のある川崎市内の練習場へ出かけた。「前週は、もうどうしようもないぐらい、ショットがひどくなった。そこで、スイングを撮影して、自分が完ぺきだった時のものと見比べて修正しました」。まだ、本調子とはいえないものの、復調ムードが漂う。

　一方で、「何かをかえなくてはいけない」と昨年からスタートした、肉体改造も実を結んできた。「トレーニングをした方がいい、とすすめられたけど、試合に出られる時はそんな必要を感じなかった。でも、今はトレーニングをして本当に良かったと思う。飛距離が伸びたし、体力もついた。始めた最初の1カ月は全身の筋肉がパンパンになって、服が入らなくなった」と話していた。