3rd day プラスワン～原江里菜～

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

アース・モンダミンカップ　カメリアヒルズカントリークラブ（千葉県）3日目

　ゴルフは精神力のスポーツ。「緊張しいだから」という理由で、原江里菜が座禅を始めた。よく、アスリートといえば、メンタルトレーナーによるカウンセリングを思い浮かべるが、「私は、形から入らないとダメなタイプです」と内なる自分と向き合うことに。「どうなるかわからないけど、続けていく。座禅はホテルの部屋でもできるし、ライフワークになれば、と思っている。でも、最初は休憩をはさんで、40分を2回。つらかったです」と明かした。将棋を趣味のひとつにするなど、他の選手とは鍛錬のアプローチ方法がちょっと違う。

　話は変わるが、7月は大事な1カ月。初体験の『全米女子オープン』、スポンサー契約する『サマンサタバサ　ガールズコレクションレディーストーナメント』に加え、ディフェンディングチャンピオンとして迎える『大東建託いい部屋ネットレディス』へ出場する。「全米女子オープンは、飛距離がなければ、といわれている。でも、今年、ドライバーを替えたら、20ヤード近く飛距離が伸びた。体も元気だし、自分の可能性を試す絶好のチャンスだと思う」。チャレンジャーはより美しさを増した。