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2016.6.26

“初優勝するなら静岡だと思った!” 仲宗根澄香がステップアップツアー初優勝!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第7戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の最終日が、静岡県御前崎市の静岡カントリー浜岡コース(6,384ヤード/パー72)で行われ、2位タイからスタートした仲宗根澄香がこの日69をマークし、通算9アンダーでステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。3打差の通算6アンダー、2位に山城奈々。さらに1打差の3位タイには、鈴木麻綾と鬼澤信子が入った。(天候:晴れ 気温:24.1℃ 風速:9.5m/s)

 「追いかける立場だったので、楽しみでワクワクしていました」と最終組の一組前でスタートした仲宗根澄香。「昨日の最終ホールでボギーを叩いたけど、“これでラス前でおもいっきり出来るな”とプラスに考えてプレー出来た」と緊張もしなかったという。「風が強かったので、1ホールずつ淡々とプレーした。今日はクラブ選択ですごい悩んだ。パーオンも全然出来なかった」と幼少期から風の強い茨城の河川敷コースで育った仲宗根も、この日最大瞬間風速14.2m/sと吹き荒れた浜岡の海風には頭を悩ませた。それでも、6番で4mを沈めバーディーを先行。後半も10番で3m、11番でも3mを沈め、連続バーディーを奪うと、そのままこの日唯一となるノーボギーでフィニッシュし、優勝を決めた。

 「河川敷は風を遮るものがないので、方向が決まっているけど、今日の風は上空で舞っていたので、難しかったですね。でも、風は大好きです。昨年、初めてレギュラーで予選を通過したのもフジサンケイでしたしね。あっ、そうそう。初めてマンデーを通過して、プロデビューしたのも5年前のスタンレーなんですよ。だから、“勝つんだったら静岡だ!”って思っていました」。2011年、東名カントリークラブで開催された『スタンレーレディスゴルフトーナメント』で予選会を通過しプロデビューを果たすと、昨年、川奈ホテルゴルフコースで行われた『フジサンケイレディスクラシック』で初めて予選を通過した。そして今日の初優勝と静岡県との相性はただならぬものを感じる。

 これで翌々週からのレギュラーツアー4試合と『大王製紙エリエールレディスオープン』の出場権を獲得。「昨年一年間レギュラーに出て、予選通過を目標にゴルフをしてきたけど、フジサンケイの21位タイを更新出来るように頑張りたい」。レギュラーツアー出場3試合目となる『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』は、静岡県の伊豆大仁カントリークラブで開催されるだけに、活躍が期待される。

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