全米女子オープン帰りの原江里菜「積極的に攻めたい」

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞　

　2016年LPGAツアー第18戦『サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が7月15日（金）、茨城県阿見町のイーグルポイントゴルフクラブ(6,582ヤード/パー72)で開幕する。前日の14日はプロアマトーナメントが開催された。

　今週の注目はサマンサタバサ契約の原江里菜。7月7日から開催されていた全米女子オープンに出場し、帰国後にすぐにコース入りした。全米女子オープンでは、トータル17オーバーの69位タイと苦汁を舐めたが、自分に足りないものが明確になったという。

　タフなコースセッティングに、ハイレベルなプレー。そんな中でも、もっとできると思っていた。しかし思うようなゴルフはさせてもらえなかった。技術的なことの課題はもちろんあるが、それよりもメンタルのスタミナが圧倒的に足りなかったと振り返る。それは日本でやっているだけでは感じることができなかったことだろうと分析。全米女子オープンの最終日を終えた時は、正直もういいかなと思ったと言う。しかし、少し時間が経つと、あのままでは終われないという気持ちが強く湧き始めた。

　疲労や時差ボケなどで、体的には疲れはあるはずだが、気持ちは既に切り替わっている。新たなスタートを切る原のプレーに注目したい。