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2016.8.6

8つのバーディーを量産した鈴木愛が首位タイ浮上

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第21戦『meiji カップ』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の大会2日目が、北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース(6,520ヤード/パー72)で行われた。首位と5打差の1アンダー15位タイからスタートした鈴木が、8バーディー、1ボギーの65でラウンド。スコアを通算8アンダーまで伸ばし一気に優勝戦線に名乗りを上げた。 (天候:晴れ 気温:27.3℃ 風速1.7m/s)

 アメリカで行われた8カ国による国別対抗戦『UL インターナショナルクラウン』に出場した後、そのまま渡英し『全英リコー女子オープン』に出場した鈴木愛。そして今週の試合というふうに、強行スケジュールで参戦したのには理由がある。昨年の大会で西山ゆかりにプレーオフで敗れており、今年こそはリベンジという想いがある。また、昨年と同様に芹澤信雄がキャディーをつとめるということで、さらに負けられない想いが強まった。「全英女子オープンの後に厳しいスケジュールの中でこの試合に出場してきたのは、それだけこの試合で勝ちたいと思っているからです。疲れはあります。今日は特に下半身が重くて思うように体が動かなかった場面がありました。ただ、全体的にはスイングのバランスが良かったように思います」。

 アメリカでプレーしたいと以前から話していた鈴木だが、今回の遠征で、さらにその気持ちは大きくなったようだ。「向こうはピン位置が厳しいので、そこに自信を持って打っていけるショットが必要。ショートゲームに関しては、引き出しが少な過ぎますね。今回は特にグリーンまわりでの課題が見つかった遠征でした」。

 自らに課題を課し、常に高みを目指そうとする姿勢が鈴木の強さを支えている。明日は、イボミ、岡山絵里との最終組で優勝を狙う。

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