イボミが見せた2つの顔　ゲン直しはラッキーフードで

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

ニトリレディスゴルフトーナメント　小樽カントリー倶楽部（北海道）2日目

　明と暗、2つの顔をみた。絶対女王・イボミがこの日、14番から3連続ボギー。2014年LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ以来の出来事に、ギャラリーも驚いた。「13番のパー5でバーディーを獲れなかった。だから、ちょっと気持ちが下がって…。ミスを1度したら、その悔しさがどんどん全身を駆け巡る。集中力を欠いたことが原因でした」と分析している。この日、スタート時間は12時10分。朝から、しとしと降っていた雨が上がり、風も弱くなってきた。

　さすが、持ってる－そんな声の後押しに、前半の9ホールは、4バーディー、ノーボギーと完ぺきな内容。「ショットがすごく良かった。後半もスイングの感じは、むしろ1日目よりも良かったと思う」という。にもかかわらず、ひとつのミスがボギーを誘発したところに、改めて勝負の恐ろしさを再認識。こういう時は、ゲン直しに限る。「あと2日間、あって良かったです。今夜は(優勝した)去年と同じ店にいって、ウナギを食べましょう」。早くも勝負メシの登場となった。