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2016.8.27

3rd day プラスワン~ベイブ・リュウ~

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)3日目

 ベイブといえば、赤ちゃん、子どものこと。これを日本ツアーの登録名にしているのが、ベイブ・リュウだ。この日は、鮮やかな花火をプリントしたパンツ姿が、強烈なインパクト。6番では、残り85ヤードの第3打を54度でチップインイーグルを決めている。176センチの長身。バスケットボール選手を目指したが、10歳からゴルフへ転向した。「ジャンプ力がいまひとつ。スピードがない。才能がなかった」と告白。傍らで、バスケットボールの元台湾代表だった、母・覃素莉さんがうなずきながら、笑っていた。ちなみに、現在、両親はともに台湾の大学で、バスケットボールの監督が仕事。

 なぜ、ベイブとなったのだろう。「子どもの頃から、両親からバオベイ(中国語でベイブ)と呼ばれていた」そうだ。失礼ながら、ベイブといえば、全世界で大ヒット、アカデミー賞を獲得した、映画『ベイブ』を連想する人が多いと思う。主人公は、子豚だ。「19歳で米国へ留学した時、みんなにベイブ、と呼ばれ、指で鼻を上げて豚のようにすることが、お互いのあいさつでした。私は、かわいいから気に入っています」と前置きし、「実は、台湾ツアーの登録は本名で-と思っていた。でも、会長(劉衣貞)と同姓同名。あまりに、恐れ多い。それでベイブにした」という。

 ツアーへ、フル参戦したのは今シーズンから。それにしては、日本語が堪能で驚かされる。「自分で勉強する他、1週間に1~3回、インターネットのスカイプで先生に個人レッスンを受けています。おかげで、日本の新聞なども読めるようになりました」。他にも、英語、韓国語がオッケーで中国語を含め、4カ国語を操る。最初に、覚えた日本語は、「愛している」だった。

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