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2016.9.3

ドラマチックレディ・鈴木愛 最終日も魅せる

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第25戦『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』(賞金総額6.000万円、優勝賞金1,080万円)大会2日目が9月3日、北海道美唄市・ゴルフ5カントリー美唄コース(6,364ヤード/パー72)で行われた。デッドヒートを展開したのは、最終組だ。通算9アンダーで鈴木愛、穴井詩、申ジエの3人が首位タイ。1打差の通算8アンダーで、ディフェンディングチャンピオンのイボミが続く。(天候:曇り 気温:24.2℃ 風速5.0m/s)

 抜きつ抜かれつの大接戦。息詰まるプレーの連続だった。鈴木愛は、「最終日も、同じメンバーで回りたい。次に、選手権大会(コニカミノルタ杯)が控えているし、それに向けてどうしても最終組でプレーしたかった。17番は、穴井さん、(申)ジエさんが先にバーディーを決めていたから、絶対に私も、というパッティングです」。2.5メートルをねじ込む。前週のニトリレディスゴルフトーナメントに続いて、最終日最終組でプレーすることになった。

 「前週は、勝ちたい、という気持ちが先走り。欲をかいてしまった。前半の9ホールは勝ちたい、をうまく抑えることができたと思ったけど、後半に入って10番でバーディーが…。イボミさんがそれほどスコアを伸ばしていない。よし、あとひとつバーディーを獲れば、大丈夫。そう思ったら、ダメになった。自分に期待をかけすぎると、やっぱりいけません。勝負の怖さを改めてかみしめた」と猛省している。

 もちろん、同じ轍は踏まない。だからこそ、17番でのバーディー奪取につながった。連戦が続いているだけに、「きのうまで、筋肉が突っ張って背中などがバリバリいっていた。アドレスもうまくとれない。でも、ケアをしたら良くなりましたよ」という。おかげで、この日も2番のイーグルなど、スーパープレーを披露できた。「毎試合ではないけど、テレビ中継を録画して、自分のプレーを確認している。びっくりするのは、私って、あんなアクションをするの? 意識的ではありません。自然に出てしまう」と自身を解説。

 そして、「今の気分転換は、ポケモンGO。ホテルへ帰って、少しの時間、楽しんでいます」。コース内ではお目にかかれない、レアな笑顔をふりまいた。

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