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2016.9.7

苦しむ前に楽しんだ、笠りつ子 『誰にも負けたくない』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯 登別カントリー倶楽部(北海道)

 苦しむ前に楽しむ。今大会へ臨む、笠りつ子のポイントはここにある。前週をオープンウイークに充て、休養十分。「アッという間でした。当初、クラブは全く握らないつもりだったけど、3、4日に9ホールずつプレー。目から勉強したことは、時間が経つと忘れてしまうでしょう」と話した。男子ツアーを観戦し、一般ギャラリーのように楽しんでいる。その上で女子ツアーではお目にかかれないような、テクニックの数々を、「しっかりと目に焼き付けた」。

 それにしても、賞金ランキング2位につける、今季の充実ぶりは際立つ。「ショットがすごくいい。体調もずっといいです」と語り、「ニトリレディスゴルフトーナメントを勝ったことがすごく自信になった。私は、小樽カントリー倶楽部が日本一難しいと思っているから」。ただし、ひとつだけ誤算があった。気分転換のつもりで富士急ハイランドのFUJIYAMAへチャレンジしたことだ。

 「あんまり、楽しいから2回目にチャレンジ。でも、気分が悪くなって…。うーん、これだけが想定外」だった。楽あれば苦あり。苦あれば楽あり。日本人選手はもっか公式戦7連敗中だけに、「毎週、誰にも負けたくない。その気持ちは今回も同じ。それだけです」という言葉に気合を込めた。

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