1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 笠りつ子 我慢強く、粘り強く首位タイキープ

2016.10.15

笠りつ子 我慢強く、粘り強く首位タイキープ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第31戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会2日目が、千葉県千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード/パー72)で行われた。秋らしい爽やかな晴天の中、スコアを着実に伸ばしたのは笠りつ子。5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算9アンダーとし、堀琴音と共に首位タイをキープした。 (天候:晴れ 気温:22.7℃ 風速:3.3m/s)

 この日は5つのバーディーを奪ったが、その多くは7~8メートルはあるパッティングだった。チャンスらしいチャンスはなかったと振り返るが、それでもきっちりスコアを作ってくるあたりに地力の強さを感じる。

 「勝つ人は決まっているので」と笠りつ子は言う。自分が勝つという意味に取れそうだが、実はそうではない。「勝つ人は決まっていて、そこに向かって自分がやるべきことをやるだけです。勝負ってそういうものだと思うんです。勝ちたくても勝てないものだし。勝てなかったとしても、その時は自分じゃなかったんだなと思っています」。

 勝てば賞金女王レースにおいても大きな1勝になるはずだが、笠に気負いは無い。また、明日の最終日は優勝経験が無い堀琴音と松森彩夏という若手の成長株2人とのラウンドになる。相手が誰であろうと、自分のゴルフをやるだけというのが笠スタイルだ。自分のゴルフを貫く強さが試される最終日に向けて、万全の準備を整えていることだろう。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索