2017.1.13
2017ルーキー特集 第5回 川岸 史果
<Photo:Masterpress/Getty Images>
2016年のプロテストに合格し、今シーズンから本格的にツアーに参戦する21名のルーキーたちを紹介します。第5回は、川岸 史果です。
川岸 史果 <カワギシ フミカ>
1994年10月13日生まれ 神奈川県出身
ゴルフを始めたのは10歳。きっかけは「姉がするから、ついでに私も。そんな感じでした」と2歳上の姉と同時スタートだった。ただ、テニスと水泳で基礎体力を養っていたこともあり、当初から周囲を驚かせたという。「ドライバーをバーンと打ったら、250ヤードぐらい飛びました。曲がることもあるけど、ちゃんと当たるとものすごく飛ぶ。楽しかったです」。両親はプロゴルファーだけに、DNAをそのまま受け継いだのだろう。
日本大学高時代はスポーツクラスへ進み、松森彩夏とは3年間同級生。ところが、プロテストは4回目で合格と遠回りをしてしまった。「1回目はショートパットの不調。2、3回目はドライバーショットが曲がって…。特に3回目は、2次のプロテストから"曲げたくない"という気持ちが強く、ティーグラウンドでコースが狭く見えてしまう負のスパイラルも経験しました。結局、プロになるまで時間がかかったけど、ツアーに出てから苦労するよりはいい」とプラス思考の持ち主だ。
2016年12月、古傷の右足遊離軟骨を手術。「リハビリをしっかり行なって、2017年はシード権と優勝を目指す」と話した。
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