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2017.3.25

またもチャンス到来 川岸史果がVへ挑む

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI UMKカントリークラブ(宮崎県)2日目

 威風堂々。トッププレーヤーの風格まで漂わせる。これが血のなせる業かもしれない。16年のプロテストで合格したばかりの川岸史果が開幕戦に続き、またも最終日最終組で初Vへチャレンジする。「好調の波が来ている時に何とかしたい。やっぱり、開幕戦2位の経験は大きいです。おかげで、安心してプレーできるようになった。今度は、落ち着いてプレーできるでしょうね」。どっしりと構えている。

 1日目、17位タイから、一気に首位を奪った。あいにくの雨模様にも、「ティーグラウンドでは、水たまりへ打っていくような気持ちでしたけど、アイアンショットが切れていた」と好調の要因を分析。1番で3メートルのバーディーパットを沈めて流れをつくる。「最初、フェアウエイキープができなかったけど、ラフはボールが浮いて、かえって打ちやすい」。3番まで、3連続バーディーは川岸を大いに気分よくさせた。

 「たとえボールを曲げても安全なところに出せばいい。そんなゆとりもあった。(昨年末に手術した)右足だって、大丈夫。私は、若さが武器ですから」とトークもさえた。そして、改めて、開幕戦の反省を口にする。「どうしても優勝したい、と気持ちばかりが先に行った感じがする。最終日は自分のベストプレーができるように、1打に集中します。開幕戦の後、帰宅すると、父から『あと、1ストローク、何とかならなかったか』といわれたけど、私にはチャンスがまた来ると思ったから、気にしていない」。

 ちなみに、最終日は、もう我慢できないとばかりに、父・良兼が応援に駆け付ける。「あすは、完全アウエーでしょうね」と漏らしたが、それもダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで体験済みだ。同組でプレーした大城さつきは沖縄出身。優勝争い同様、それも初体験だった。ファミリーの見守る前で-。親孝行ができるか。

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