＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

スタジオアリス女子オープン　花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース（兵庫県）1日目

　ちょうど１年前の苦い思い出を払拭するべく鬼頭桜が首位と１打差の好スタートを切った。

　去年の『スタジオアリス女子オープン』で、２日間通算１アンダーで予選通過を決めていたはずがプレー終了後に失格の裁定が下された。理由は初日のスタートホール（10番パー５）で、３打目がピンとカップの間に挟まっていたのを、カップインとみなしていたというものだった。

　「失格したことの悔しさよりも自分がルールを知らなかったことが恥ずかしかった」と去年のことを振り返った。

　この日はパー５でバーディーを獲ることを課題としていた。その通りに４つのパー５全てでバーディーを奪取。３打目を自分のフルショットできる距離にレイアップしての完璧なコースマネージメントによるものだった。去年の大会でも初日は２位と好スタートを切っており、コースとの相性の良さは証明済み。明日は予選通過はもちろん、ツアー初優勝に向けての大事な１日になりそうだ。