2017.5.3
あるがままで戦う 渡邉彩香、今回はジワリとV狙い
空中戦は封印。日米の飛ばし屋対決に注目が集まる今大会だが、渡邉彩香は名より実をとることを宣言した。ピンポイントのショットが要求される西コース。どうみても、渡邉は東コース向きといえそうだが、「実は西の方がプレーしやすい。フェアウエイが狭くても、そういったことはまったく感じない。ティーグラウンドに立って、いやだなぁと思うことがありません」と話した。
前週はよもやの予選落ちを喫した。決して、絶好調というわけではないが、大舞台になると力を発揮するのが真骨頂だ。「きょうは、1Wがまずまず合格点でした。まずまずが、一番いいですよ。調子が良ければそれだけ振り回すことになるでしょう」。予選落ちのダメージを払しょくするため、昨日はトレーナーが駆け付け、トレーニングで心身ともにリフレッシュしたことも好材料だ。
「前週、とてもフェアウエイが狭かったから、ボールを置きに行く中途半端なイメージが体に染みついていた。それがなくなったから、気分も軽い。まだ、いい時に比べて6割程度ですけど、日に日に良くなっていく予感がする」と言葉を弾ませた。毎日、10パーセントの上積みがあれば、最終日には100パーセントになるという計算だ。
「公式戦は欲を出したらダメ。ひとつひとつに集中して、丁寧にプレーする。以前は、ティーショットで絶対、他の人に負けたくないとムキになった。でも、全米女子オープン、全英女子オープンなどを経験して、世界には、上がいることを思い知らされた。あるがままの私で精いっぱいのプレーをしますよ」。このコメントは、自分自身に向けたメッセージとも受け取れた。
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